自家用車の需要増加に伴うカーポート作りのお話
- Stay Home Love home
- リフォーム・リノベーション
- プランニング
- TAKEUCHI
- 施工
- エクステリア
- 建築
- デザイン
- 子育て
- 2022.02.08
- 前橋店
当社リフォーム実例:車や自転車置き場などのスペースを考えてカーポートを設置。手前の白のタイルに加え、奥は温かみのあるオレンジ色の石畳にして変化を加えました。
コロナ禍で車の購入を検討している人が増えているようです。先日、私の知人も車を購入しました。購入理由の一つがペットの猫の災害時緊急避難用とのことだったそうです。つまり、もし今災害が発生した場合、コロナの感染対策で避難所の受入れ可能人数が減り、更にペット同伴避難が難しい可能性があるため、車の必要性を感じた、ということなのです。また、最近オンラインによるオフィス以外の場所で働くシーンが増え、車内テレワークをする機会があるそうで、安全に車をとめられるカーポートの設置も考えているとのことでした。カーポートの役割は、愛車を雨や日射しから守ることだけではなく、今様々な理由でカーポートの設置をご検討されている方がいらっしゃると感じています。そこで今回はカーポートの選び方のポイントについてご紹介したいと思います。
1.サイズ選び
駐車する車のサイズ(横幅、全長、高さ)とドアの開き方を確認し、乗り降りがしやすいようにゆとりを持ったサイズが必要です。一般的な最小限の広さとしては、車の長さに対して約80cm、幅に対して約130cmを加えたスペースが必要です。また、将来的に車の買い替えや台数の増減など、ライフスタイルの変化も想定してサイズを検討しておくと、より安心ですね。さらにオートバイや自転車の駐輪スペースの確保、駐車スペースと前面道路との位置関係もしっかり考慮すると、より良いと思います。
2.地域に適した性能を選ぶ
お住まいの地域によって、風の強さや積雪の量は異なります。耐風圧強度、耐積雪性能は余裕を持って選ぶと安心です。屋根の素材には、ポリカーボネート板、スチール折板、波板、アルミ樹脂複合板など様々あります。特に熱線遮断FRP板DRタイプという素材は日射によるカーポート下の温度上昇を軽減します。建物に隣接して設置すると、室内の温度上昇も軽減するため、省エネにも貢献します。強度や光の透過率、紫外線カット、防汚加工などの違いがありますので、機能と価格を比較して検討してみてください。
3.デザインを決める
当社リフォーム実例:カーポートは片側支持タイプのすっきりとしたデザインを選びました。門扉まわりも一緒にリフォームし、統一感のあるエクステリアになりました。
カーポートはエクステリアの中でも面積が大きいため、とても目立つ存在です。そのため性能や価格はもちろんですが、デザインも好みに合ったものを選びたいですね。屋根、支柱の形や素材は様々ありますので、車の大きさや台数、建物や外構の雰囲気に合うように選びましょう。来客用に一時的に駐車場にしたい、夏の暑い日だけ屋根が欲しいという場合には、オーニングも便利です。必要に応じて開閉できるので、車のない時や悪天候の時には、しまっておくことができます。
4.オプションをプラス
収納棚やコンセントなどを取り付けて、DIYスペースとして活用したり、竿掛けを設置して雨の日の洗濯干し場にすることもできます。また、ガーデンスペースにして草花を飾ったり、テーブルセットを置いてティータイムを楽しむなど、活用方法が増えると車を置くだけだったスペースが、家族皆が喜ぶ空間になりますね。
そして、お家の外観全体のバランスを見て、カーポートだけでなく玄関先のアプローチも一緒に検討してみてはいかがでしょうか。小道に使用する石材、植栽の配置、照明、門扉のデザインなど、組み合わせ次第でお住まいの印象が大きく変わります。防犯対策としてセンサー付きライトやカメラを設置するのもおすすめです。またスロープの設置も人気です。高齢者や車椅子が便利に使えるだけではなく、ベビーカーや自転車を玄関に入れたい時などにも役立ちます。
これからの暮らしを想像し、TAKEUCHIスタッフと一緒にお住まい全体のコーディネートをしてみませんか?お客様のご要望に合わせ、安全性や使い勝手、敷地条件に適したご提案をさせていただきます。