窓リフォームで室内温度を保ち、床や家具の紫外線対策をしよう
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- 2022.05.27
- 高崎店
風薫る良い季節になりましたね。5月はすでに紫外線の強い時期のため、“うっかり日焼け“に注意が必要です。一方で免疫力を上げるビタミンDや幸せホルモンの「セロトニン」を体内で作るためには、太陽の光を適度に浴びることも大切です。コロナ禍のため屋内で過ごす時間が増えている今、光や風を上手に取り入れながらも断熱や紫外線の対策をしたいですね。窓まわりを整えて、心地よさや健康に繋げましょう。また、窓などの開口部は、一般住宅の中で最も熱の流出が多い場所と言われています。省エネの観点からも有効で、断熱や紫外線対策におすすめの窓リフォームを、3つご紹介します。
1.内窓取り付け
出典:LIXIL「インプラス/インプラス for Renovation/インプラス浴室仕様」
今ある窓の内側にもう一つ窓を取り付ける方法です。窓枠や周辺の壁を解体することなく設置できるため、工期も短く比較的簡単な工事で済みます。そのため簡単に窓まわりをイメージチェンジできるというのもメリットです。マンションにお住まいの方は、共用部としてサッシの交換や改修工事が基本認められないため、専有部の室内側で行うこの方法をおすすめしています。
弊社リフォーム実例:和障子風の二重サッシを取り付けました。「ワーロン」という特殊強化和紙を利用しているため、貼り替える必要が無く、断熱効果や遮音性も向上しました。
私が以前担当させていただいたお客様は、和室の窓にこの内窓を選びました。お部屋の断熱効果を高めることが目的でしたが、格子のデザインの内窓を選定されたことで、和障子風の印象に仕上げることができ、見た目も大変満足していただけました。この製品は外からのやわらかい光を取り入れるという障子のメリットも、そのまま残すことができますのでおすすめです。取り替えは一つの窓がおおよそ1時間で行うことができるのも魅力です。
デメリットとしては、内側にもう一つの窓を取り付けるため、室内が狭く感じるという方もいらっしゃるかもしれません。また、窓を開けるときは2回開けなければならないため、手間を感じる場合もあります。
2.窓交換(カバー工法)
窓交換というと家の壁を壊さないといけないのでは?と心配される方もいるかと思います。ですが、屋内外の壁を壊さず、今付いている窓枠はそのままにして新しい窓枠を取り付ける、「カバー工法」という施工法もあります。この方法なら大がかりな工事をせずにリフォームをすることができますし、おおむね一日で取り替えが可能です。枠はそのまま利用するため、廃棄物が少ないというのも良いところです。リビングなどの頻繁に開け閉めする場所や、内窓を設置できないケースは、このカバー工法をおすすめしています。使用する窓ガラスは、2枚以上で構成されている「複層ガラス」を選定することで断熱効果も向上しますし、紫外線をカットする効果のある製品もあります。
デメリットとしては、窓ガラスの面積が少々小さくなるため、窓が小さく感じてしまうという点です。また、場所により施工ができないこともございますので、詳しくはご相談ください。
3.窓ガラスの交換
出典:YKKAP「高性能トリプルガラス樹脂窓-APW430」
窓ガラス交換することで、断熱や紫外線対策をすることもできます。一言に窓ガラスと言っても、様々な種類があります。例えば1枚で構成されている「単板ガラス」、2枚以上で構成されている「複層ガラス」「トリプルガラス」、断熱性や遮熱性をプラスした「高性能の複層ガラス」があります。中でも断熱タイプ・遮熱タイプの複層ガラスは、製品によっては50~80%もの紫外線をカットすることができます。冬が寒い北側の部屋の窓は断熱仕様、夏が熱い南側の部屋の窓は遮熱仕様や紫外線カット仕様にするなど、ガラスの性能を活かして設置場所を検討するのがおすすめです。また、プライバシーや部屋の明るさの調整のためにガラスの透過度を選ぶことができますし、割れにくく、割れても飛散しにくい防犯に配慮したガラスもあります。
ご紹介した窓リフォームは、「こどもみらい住宅支援事業」の補助金対象となる製品もございます。リフォームにプラスすることで満足度アップも期待できますね!夏に向かうこの時期にぜひ窓まわりのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?補助金の申請は弊社スタッフがお手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。