当社施工実例：透明感のあるガラスタイルを使用。木目との異素材で表情のある空間になりました。

こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。
最近お客様との会話の中で、｢キッチンの壁のタイルが気に入っているから残したいのよね｣というお話がありました。皆様のお家にお気に入りのタイルの壁やカウンターなどありませんか？タイルは様々な材質や模様があって、少し貼るだけでその空間の個性が現れ、愛着も湧きます。私たちリフォームプランナーは、お客様のご要望やお家のインテリアに合わせて色々な建材をご提案しますが、今回はタイルについてご紹介します。
こんなところにタイルを取り入れてみませんか？

■キッチンまわりの壁
当社施工実例：3種類のタイルを使用。割付けを計算しながらバランスよく仕上げました。

最近は、掃除しやすい“キッチンパネル”という不燃材にメラミン樹脂で加工したものが、キッチンの壁仕上げ材として主流となっています。キッチンパネルは、比較的安価で、デザインが豊富、加工もしやすいといった優れた点はありますが、本物のタイルと比べるとやはり質感が劣ることが一番のデメリットとも言えます。
タイルは表面に釉薬を塗り1,000度以上の高温で焼くことで、吸水率が1％以下となり、耐水性や耐火性、耐久性にも大変優れた素材と言えます。そして、タイルの形や色、模様も多種多様のため、キッチン本体をシンプルなものにし、まわりの壁をタイルで表情を付けていただくと、世界に一つしかないお客様だけのオーダーキッチンとなりますので、是非おすすめしたいと思います。

当社施工実例：弊社成増店ショールーム。展示のキッチンの壁は、タイルをヘリンボーン柄にしました。

注意点として、キッチンまわりは、目地が多すぎると油汚れなどお手入れが大変になりますので、150～200角程度の大きめのタイルがよろしいかと思います。また、長方形のタイルの場合は横向きに貼るだけでなく、斜めに貼ってヘリンボーン柄にするのも素敵に仕上がります。

■洗面化粧台まわり
当社施工実例：造作の洗面台リフォームです。メキシコシンクに合わせて、タイルも元気が出る原色のカラーをチョイスしました。

洗面化粧台まわりにタイルを取り入れるリフォーム工事も人気です。貼れる面積がそれほど広くありませんが、インパクトがあるので、お手ごろの費用でおしゃれな空間に仕上げることができます。タイルの種類としては、色やデザインが豊富なモザイクタイルがおススメです。

■リビング空間
出典：LIXILエコカラット＋

お友達などをご自宅にお招きする際に、リビングには必ず案内するかと思います。そこでインテリア性の高い一面のタイルの壁があると、褒められること間違いなしです。
貼る場所としては、テレビボードやソファーの背面壁など、対面キッチンのカウンター下の壁面も素敵かと思います！ タイルの種類としては、石目調や木目調など、お家の雰囲気に合わせてチョイスして頂くのがポイントです。更に、建築照明や間接照明のような柔らかい光源と組み合わせて頂けると、素敵な高級感のあるリビングも演出できます。

実際にリフォーム工事の際には、ご要望やお好きなイメージをお伺いし、たくさん種類のあるタイルからプロのリフォームプランナーがおススメのタイルをご提案します。サンプルを取り寄せて実際の素材感や色味を見ながら、まわりの家具等との調和を考えて、タイルの種類や貼り方をお客様と一緒に決めていきます。少々時間のかかる作業ではありますが、お家づくりの楽しさを味わっていただけるじゃないかと思います。
リフォームをご検討の際に、是非タイルも取り入れてみてください。ご相談お待ちしております。