スタッフ日誌

50代から考える「人生100年時代」のセカンドライフの暮らし方

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  • 2022.09.14
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0当社リフォーム実例:和室を解体し、LDKを広々とさせました。こだわり抜いた内装で、良質なお気に入りの空間に。

こんにちは、リフォームのTAKEUCHIです。
先日久しぶりに帰省すると、子供の頃にお世話になっていた近所のご婦人が百寿で表彰された様子が自治会の会報に取り上げられていました。背筋が伸びた笑顔のお写真を見て、「人生100年時代」という言葉を実感しました。
厚生労働省の発表※によると令和3年の男性の平均寿命は 81.47年、女性の平均寿命は87.57年だそうで、お仕事の定年を迎えてもまだまだ老後とは言えない時代になりました。※出典:厚生労働省「令和3年簡易生命表の概況」p.2

人生100年時代とすると、60代で定年を迎えると退職後のセカンドライフが人生の1/3近くになるのです。いつまでも健康でありながら趣味を楽しんだり、家族との時間を大切にしたり、生き生きと暮らしたいですね。

本日は、セカンドライフの暮らしに備えたおすすめのリフォームを3つご紹介します。

1.ご夫婦それぞれの趣味の空間づくり
1当社リフォーム実例:奥様の趣味のコーナーです。窓に近い明るい空間に、アイロンなどの家事や仕事をするデスクを設けました。

子供たちが独立すると、夫婦二人の時間が増えます。今まで子供中心だった生活が一変してご自宅でゆっくりと過ごすことも増えるのではないでしょうか。
当社のリフォームのご相談でも、「子供が巣立って部屋が余って物置になっている」、「夫婦それぞれのスペースがほしい」、「趣味の道具の収納スペースがほしい」などのお声をいただきます。せっかくスペースがあっても有効活用できていないともったいないですね。

また、ご夫婦のどちらかだけが退職されたり、ご夫婦二人の生活リズムが異なったりすることもあります。二人で過ごす時間だけでなくそれぞれの時間が快適に過ごせる住まい作りができるとリフォームの満足度も上がります。
専用のお部屋じゃなくてもリビングの一角を利用して趣味のスペースを設けることもできます。

2当社リフォーム実例:旦那様のお好きなゴルフのアイテムを飾りながら収納できる空間です。狭い空間に特有な圧迫感をなくすため、玄関側に室内窓を設け、採光と通風を確保しました。

収納は、設ける場所や出し入れの動線が重要です。
アウトドアの趣味であれば玄関の近くに収納を設ければ持ち出す時も楽です。また、二方向から利用できるウォークスルークローゼットも、緩やかな空間の繋がりができ、空気の流れも確保できますので便利です。

2.ベンチや小上がりユニットで「腰掛けるスペース」をつくる
3当社リフォーム実例:お出掛け準備にも大活躍の玄関ベンチ

お手持ちの家具以外に「ちょっと腰掛ける」スペースがあるととても便利です。
玄関に設置するベンチは靴を脱ぎ履きだけでなく、買い物時の荷物の仮置場や身支度の際にも大活躍します。合わせて玄関の土間から廊下に上がる段差の近くには手すりも設置すると足腰への負担を減らすことができます。

4当社リフォーム実例:空間を有効活用できる畳の小上がりを提案させていただきました。色合いや照明、障子もこだわり、ダークトーンで統一。和モダンな客間を実現しました。

和室リフォームについては、「使用していない客間がある」「畳を残すかフローリングにするか迷っている」などのお声もたくさんいただきます。
そんな時は畳の良さも残しながらお部屋も活用できるように、小上がりユニットをご提案しています。
「幼いお孫さんが遊びに来る」「収納スペースもほしい」という方におすすめです。
あまり使われていなかった客間が家族だんらんの空間になったり、洗濯物をたたむ家事スペースになったりと、様々な用途で使用できます。

3.将来を見据えた生活動線計画
5当社リフォーム実例:玄関→廊下→リビングダイニング→寝室まで段差なく、すべてワンフロアでつながる空間を作りました。

セカンドライフを考えた時に気になるのが、「健康」です。
人生100年時代、まだまだ元気とはいえ病気や介護など将来への不安は尽きません。
健康で元気な時こそ将来を見据えてのリフォームをおすすめします。
一戸建ての場合は2階にあった生活の基盤を1階へ移動させて、コンパクトな間取りにすると部屋間の行き来が楽になります。
また、寝室とトイレを近い場所に設けると睡眠時も安心ですし、キッチンや洗濯といった家事も作業場所の行き来がしやすいと足腰への負担が少なくなります。

ここまで、セカンドライフを楽しむためのリフォームについてご紹介してきました。子供たちが独立した後の時間は意外と長いので、健康で生き生き暮らせる住まいにしたいですよね。今後リフォームをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。