スタッフ日誌

環境にも人にも家計にも優しい省エネリフォーム

  • リフォーム・リノベーション
  • プランニング
  • 施工
  • 2022.10.19
  • ときわ台店

0当社施工実例:たっぷりの給湯に加え発電もできるエネファームを設置。
ガスから電気を発生させるエネファームは、天候や時間帯の影響を受けずに発電でき、ハイブリッド蓄電システムを連携させることによって、停電時でも電力供給を可能にします。詳しくはこちら

昨今電気代の高騰のニュースをよく見るようになりました。
省エネやエコなどが盛んに取り上げられる中、今回は省エネリフォームの一つである蓄電池について紹介いたします。

まず蓄電池とは、二次電池や充電式電池とも呼ばれる、電気を蓄えて繰り返し使える化学電池の全てを蓄電池と呼びます。
広く一般的に蓄電池として認知されているのは家庭用のリチウムイオン蓄電池です。
ここ数年で価格が下がってきており、新たに太陽光発電を設置するご家庭でも合わせて蓄電池の設置を検討する家庭が増えてきており、家庭用蓄電池の需要は増加しています。

蓄電池設置によるメリットを3点ご紹介致します。

1.停電時の家庭用非常用バッテリーとしての活用
2.電気料金の削減
3.太陽光発電との併用でさらに省エネ

1.停電時の家庭用非常用バッテリーとしての活用
1イメージ画像:電気自動車自体が蓄電池になるV2H(Vehicle to Home)対応車種も蓄電池の1つとして注目されています。家庭内の給電には、専用のパワーコンディショナーが必要になります。

蓄電池導入の動機に多いのがこの非常用電源です。
近年は異常気象により、台風・大雨・落雷などが毎年のように多発しております。
大きな震災が発生すると停電により長期間電気が使用できなくなる事があります。電気が無くなると当たり前だったことができなくなってしまい、日常生活に支障をきたしてしまいます。そんな時に、家庭用蓄電池があれば充電しておいた電力を活用し、一時的にしのぐことができます。
停電が起きてから蓄電池の購入を考えるのではなく、非常事態に備えて蓄電池を事前に準備し、停電などの災害に強い家にすることを検討される方が増えています。

2.電気料金の削減
2

各電力会社には様々なプランがあります。蓄電池を導入された場合電気料金の削減方法を検討することが出来ます。

・ピークカットによる電気基本料金の削減
電力契約に実量制を選びます。
蓄電池を用いて負荷電力を平準化する(ピークカットする)ことで、電気の基本料金を削減することが出来ます。

・深夜電力の活用で電気料金の削減
時間帯別の電力契約を選びます。
家庭用蓄電池は料金の安い深夜電力で充電し、日中に放電できますので、電気料金を抑える事ができます。特にコロナ禍によるライフスタイルの変更により、多くの人が自宅で仕事をするスタイルに変わり、昼間の電気料金が高い時期に自宅で過ごす人が増えています。そのような実情も蓄電池の普及に繋がっています。

3.太陽光発電との併用でさらに省エネ
3

蓄電池は、太陽光発電システムと併用することで、さらなる電気料金の削減が期待できます。
太陽光発電は蓄電池との相性が良く、自家発電した電気を貯めておける事でお互いの効果が最大化されます。
昼間に発電した電気を蓄電し、電気代の高い時間帯に使うことで最大限に電気代を削減することが出来ます。電気を自分で蓄えておき、必要な時に必要な分だけ使うというライフスタイルに太陽光発電システムと蓄電システムは欠かせない存在になります。

ここまでメリットをご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
電気代の見通しがつかない将来に向けて蓄電池は今後も大切な商品になると思います。

最後に蓄電池購入時の選定ポイントをご紹介します。
・使用可能サイクル
・蓄電容量
・定格出力
・保証内容

実際の選定の際は、家族構成やご自宅の状況で最適な商品は変わってきます。
ご検討の際は是非お近くのリフォームのTAKEUCHIにご相談ください。