防音仕様のリフォームアイデア!自宅トレーニングをもっと快適に
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- 2022.11.02
- 西武練馬店
当社施工実例:解体した和室を、施主様念願のゴルフがいつでも楽しめる空間にしました。
こんにちはリフォームのTAKEUCHIです。秋を感じる気候になりましたね。秋と言えばスポーツの秋。という事で、皆様は普段どんな運動をしていますか?
運動が大切と分かっていても、ジムに通う事や外で運動する事にハードルを感じる人は少なくないと思います。
コロナ禍の影響で、オンラインの活用が盛んになり、自宅で運動できるようなエクササイズやヨガ、ダンスなどが学べる動画コンテンツも合わせて増えました。私の両親も外国人のエクササイズ動画を見ながら運動しており、実家に帰った時、一緒にやろうと言われ息子たち含め親子三代で汗をかきました。
人の目を気にせず、いつでも気軽に運動できるといったメリットのある自宅での運動ですが、いざ自宅で運動をやろうと思っても、それだけのスペースを確保する事が難しかったり、振動や騒音が心配だったりすると思います。自宅での運動をより快適にできるためのリフォームにはどんなものがあるのか紹介していきます。
【騒音対策】
●開口部の防音性能を高める
・防音ドア
出典:DAIKEN「hapia(ハピア) / 音配慮ドア」
本格的なスタジオ用の防音ドアではなく、居室になじむデザインの住宅用防音ドアがあります。見た目は居室のドアですが、枠まわりのパッキンが気密タイプになっており、ドアを閉めたときにゴムのパッキンが自動で降りて床との隙間がなくなる仕組みのものがあります。
既存の窓の内側にもう一つ窓を取付ける工法で空気層が出来ることにより音を伝えにくくします。また内窓の最大のメリットである断熱性も同時に高めることができ、光熱費の削減につながりますね!
●天井・壁・床面の防音性能を高める
・遮音吸音材
発生した音を吸収してくれる吸音材と、音を遮断する遮音材をバランスよく天井や壁に取り入れることで外部への音漏れの軽減に繋がります。壁や天井の板を剥す必要があるので大掛かりにはなりますが、より防音性能を高めたい方にはおススメです。
・遮音マット
出典:DAIKEN「遮音マット」
下階への運動時の振動音を軽減させる方法として、フローリングと下地合板の間に遮音マットを敷く工法があります。運動時の振動以外にも、2世帯住宅や音の振動を軽減させたい方にはおススメです。
【鏡】
●壁面鏡
運動時、自分の動きを確認するために、スタジオの様な壁に取り付けるタイプの鏡を設置することもおススメです。置き型の鏡に比べ空間を広く使えることも利点です。
場所はリビングの一角や、洋室であれば壁一面に取り付けると良いと思います。また、普段使用しないときには鏡を隠せるようにカーテンなど一緒に取り付ける事もできます。
【照明】
●調光
当社施工実例:日中は昼白色で、新聞や手元作業を快適に。夜はディナーや映画鑑賞にもおすすめな電球色に。シーンごとに適した色に調光できる照明を取り付けました。
ヨガやストレッチの際は明るさを落とし、有酸素系の運動の際は明るくするなど、運動の種類に合わせて部屋の明るさを調整できる様に調光機能のついたダウンライト照明にするのがおすすめです。調光することで雰囲気がいつもの部屋と変わり、一層運動意欲が沸くと思います。新規でダウンライト照明を取り付ける際には、天井を開口する工事が必要です。大掛かりでなく雰囲気を作りたい方には、シーリング照明をライティングレールとスポットライトの組み合わせにしてスタジオ感を出すことをおススメします。
【浴室】
●オーバーヘッドシャワー
出典:タカラスタンダード「オーバーヘッドシャワー」
天井から降り注ぐシャワーです。全身で一気に浴びることが出来、リラックス効果が得られます。
●肩湯
出典:LIXIL「肩湯」
浴槽のヘッドレス付近から均一にお湯が流れてくる肩湯です。全身浴よりリラックス効果があると言われています。
これから内装・水廻りリフォームをお考えの際には、自宅で運動が習慣になる一工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。