知らないと後悔する床暖房のメリットデメリット!初期費用とランニングコストも解説します。
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- 2022.11.30
- 高崎店
当社リフォーム実例:床暖房を設置し、無垢フローリングで仕上げました。冬でも素足が気持ちのいい住まいになりました。
こんにちは、リフォームのTAKEUCHIです。秋も深まり、だんだん寒くなってきましたね。
気象庁の寒候期予測によると、今年も昨年に続いて寒さの厳しい冬になりそうです。
皆様、暖房の準備や冬の対策はできていますか?
今回は、これからのシーズンにぴったりの『床暖房』について、種類や気になるコスト、メリット・デメリットなど含めてお伝えしたいと思います。
1.床暖房の種類
温水式床暖房を設置している様子です。
床暖房には大別すると「温水循環式」と「電気ヒーター式」の2種類に分けられます。
温水循環式は、室外機で暖められた水(不凍液の場合もある)を、室内⇔屋外と循環させることで、部屋全体を輻射熱であたためる方式です。複数の部屋や広い範囲に設置でき、温度ムラが少ない、基本メンテナンス不要などが特徴です。
電気ヒーター式は、さらに細かく分類すると電熱線式・蓄熱式・ヒーター式に分けられます。また、仕上げ材(フロ-リング・カーペット・フロアタイルなど)によって採用される方式の制限が生じる場合があります。ご検討の際にはリフォームプランナーとご相談ください。
2.気になるコストは?
検討する上で、コストは非常に重要ですよね。
設置費用(イニシャルコスト)だけではなく、維持費用(ランニングコスト)も含めてのご検討はおすすめです。
目安としては、
温水循環式は、設置費用45万円~ ランニングコスト6,000円~/月※注
電熱線式は、設置費用35万円~ ランニングコスト9,000円~/月※注 程度です。
注:温水循環式:熱源機は都市ガス・1日8時間使用した場合
電熱線式:200V電源タイプ・1日8時間使用した場合
3.床暖房のメリット・デメリット
検討する上で、もう一つ押さえておきたいのが、メリット・デメリットです。
メリット・デメリットを把握した上で、設置するか否か、どのタイプにするかなどを慎重に判断しましょう。
温水循環式
出典:Panasonic「床暖房システム:温水床暖房 You温すい」
メリット ①部屋全体があたたまる ②メンテナンス不要
デメリット ①熱源機が別途必要 ②小スペースには不向き
電熱線式
出典:Panasonic「床暖房システム:電気床暖房 Youほっと」
メリット ①小スペースに対応 ②設置費用が(温水循環式と比べて)安い
デメリット ①床面の温度ムラがある ②あたたまるまでに時間がかかる(1時間程度)
その他の注意点として床材が床暖房対応品から選定しなければなりません。
そのため、気に入った床材が選択できないってことも…。
床暖房との組合せをよく確認するようにしましょう。
当社リフォーム実例:床の貼り替えと同時に床暖房を導入し、暖かく快適なお部屋になりました。
さいごに、床暖房を導入いただいたお客様の声として、
「もっと早く入れておけば良かった」
「快適すぎてリビングで横になって寝ちゃうんだよ」
「孫が遊びに来ても、やけどの心配がなく安心だ」など、満足いただいている声が非常に多いです。何より、感謝していただくことも多くとても嬉しいです。
ぜひ、今年の冬は床暖房で快適な「おうち時間」を実現したらいかがでしょうか。
みなさまの「暖房の準備」「冬の対策」の参考になれば幸いです。