50代からの“暮らしやすさ”を優先した住まいづくり
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- 2022.12.14
- 成増店
当社リフォーム実例:間仕切り壁を撤去し、玄関からキッチン、リビングまでを通り抜けられる動線に。光も風も入るようになりました。
こんにちは、リフォームのTAKEUCHIです。
最近、子育ても一旦ひと段落する50代・60代の方からセカンドライフを意識した住まい作りのご相談が多いです。中でも、奥様から家事ラクや生活動線に関するご要望が多く、一方で旦那様は住まいの安全性や省エネ、断熱性能などに高い関心を持っていると感じています。
今回は、家事ラクや暮らしやすさにフォーカスして、リフォームでできることをご紹介したいと思います。
●家事がラクになる動線と物の定位置
家事をラクにする点で重要なのが間取りです。近年、マンションでも戸建てでも、「回遊動線」を取り入れる住まいが多くなってきました。回遊することでスムーズな“動線”ができ、無駄な動きをなくすことで日常的なストレスが軽減できます。そして、下記の実例のように動線上にクローゼットを配置したことで、「廊下」という通るだけの役割の場所が、「収納」という目的も加わり、一石二鳥の空間になります。
4LDKから部屋数を減らし、家事室やウォークスルークローゼットを設けることで回遊動線を実現。
●もう室外に干すことを頑張らない、ランドリールーム
参照:Panasonic「家事がはかどるランドリールーム」洗う→干す→アイロン→収納までが1箇所でできるランドリールーム。洗濯機の近くに室内物干しスペースや畳んで収納できる空間などをまとめて設置することで、行き来を減らして家事をラクに。
家事の中でも洗濯は、洗ってから畳むまでに手間が多く、天気にも左右されやすいので、負担に感じている方は多いのではないでしょうか。こうした洗濯にまつわる作業をすべて行える空間がランドリールームです。1箇所に集約することで、時間も短縮できますし、2階のベランダ等に干している方は、階段の昇り降りに関連する事故のリスクも軽減します。
参照:Rinnai「乾太くん」
また洗濯物の乾燥には、浴室換気乾燥暖房機やガス乾燥機も強い味方です。
浴室換気乾燥暖房機は、浴室を乾燥させたり暖めたりする機能はもちろんですが、衣類乾燥も2時間ほどででき、花粉の時期や梅雨時も大活躍です。
洗濯物が多いご家庭には、ガス乾燥機もおすすめです。50分ほどで乾き、タオルもふんわり仕上がります。一度便利さを知ってしまうと、手放せないという声を多数いただきます。
●必要なものだけを残して豊かに暮らす
当社リフォーム実例:1部屋をリビングとつなげ、ワークスペースに。仕事や作品の創作もすぐ取り掛かれる専用スペースを作りました。
長年暮らしていく中でどうしても物が増えてしまいますが、50代・60代を節目に、これから先のセカンドライフを快適に過ごしていくためには、物の処分や整頓が必要になってきます。
リフォームをしたお客様からよく言われるのは、「リフォームが整理整頓するいい機会になったし、体力のあるうちにできてよかった」という声です。整理整頓することで“自分に必要な物が何か”がクリアになって、より楽しみたいことや、暮らしのハリになることがはっきりしてくると思います。日常に、そんなちょっとした趣味の空間を作ってみてはいかがでしょうか。
当社リフォーム実例:リビングの壁一面を贅沢に使い、鉄道模型を飾りながら収納できる棚に。長さのある模型が美しく見えるよう、極力支柱を作らずに仕上げました。
長年コレクションしてきたものをセンス良く飾るディスプレイ棚や、見せる収納にすることでいつでも視界に入り、気持ちもわくわくしますね。
また、いつでも手に取ることができるので、より一層その楽しみを日常に組み込むことができます。
「ちょっと面倒だな、気が重いな」と思う気持ちを「家事をラクにして好きな事に時間を使おう」という考え方にシフトしてみませんか。ちょっと大変そうに思える事も、元気にイキイキと過ごすためにはとても重要です。
ぜひ住まいに関するご要望や憧れなど、お気軽にご相談ください。