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予算1000万円でリフォームはどこまでできる?実例と合わせてご紹介します

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  • 2023.12.27
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当社リフォーム実例

中古物件を購入した際のリフォームや、マンション、戸建てのフルリフォームを検討する際に「1000万円でリフォームできるのか?」「工事の種類ごとに費用を知りたい」と考える方は多いのではないでしょうか。
また、1000万円という金額は大きいため、どのような補助金が使えるのかを知りたい方も多いかと思います。そこで、マンション・戸建て共通のリフォームで費用相場をご紹介するとともに、1000万円台のリフォーム実例もご紹介します。これからも長く心豊かに暮らせる住まいを実現できるよう、ぜひ参考にしてください。

《目次》
【1】マンション/一戸建て共通のリフォーム費用相場
・全面改装、フルリフォーム、フルリノベーション
・水まわりのリフォーム
・リビングを中心とした間取り変更を伴うリフォーム・断熱リフォーム【2】一戸建ての場合のその他リフォーム費用相場
・外壁、屋根のリフォーム
・外構、エクステリアのリフォーム
・耐震対策のリフォーム

【3】1000万台リフォームを実例でご紹介
・実例1
・実例2

【4】リフォームを検討中ならリフォームローンや補助金制度を活用しよう
・リフォームローンの選び方
・リフォームの補助金はすべてのリフォームに使える?

【5】まとめ

【1】マンション/一戸建て共通のリフォーム費用相場


当社リフォーム実例

まずは、マンション・一戸建て共通のリフォーム費用の相場を見ていきましょう。具体的には、下記のリフォームの費用相場を解説します。

・全面改装、フルリフォーム、フルリノベーション
・水まわりのリフォーム
・リビングを中心とした間取り変更を伴うリフォーム
・断熱リフォーム

それぞれ順番に見ていきましょう。

【全面改装、フルリフォーム、フルリノベーション】

フルリフォームというのは、建物の基礎、柱、梁などの骨組みだけを残して、新たな空間に作り直すことをいいます。「スケルトンリフォーム」や「フルリノベーション」も同様の工事を指すことが多いです。
費用においては、選ぶ設備のグレードや内装材によって変わりますが、マンションの場合は1000万円目処でフルリフォームが可能です。しかしフルリフォームの価格帯は非常に幅が広く、一概に数値を算出しづらい部分もあります。

一戸建ての場合も1000万円でリフォームできるケースもありますが、外壁屋根、耐震、断熱などを含めると1000万円を超えるケースが多いです。もし仮に「1000万円以内に抑えたい」という場合は、希望の優先順位やリフォームの組み合わせをリフォーム会社に伝え、1000万円で行うリフォームと行わないリフォームを擦り合わせることが大切です。
弊社の実例に、予算1000万円からのリフォーム実例をご紹介していますので、ぜひ参考にされてみてください。
■リフォームのTAKEUCHI“1000万円~のリフォーム実例”

【水まわりのリフォーム】


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次に、水回りのリフォームです。浴室・洗面・トイレの水まわりの設備を交換するのみであれば、300万円程度からの予算でリフォームすることが可能です。しかし、家を建ててから20年~30年以上経過しているお住まいは、給排水管が老朽化している可能性も考えられます。その場合は、給排水管の更新も検討することをおすすめします。下記は概算になりますが、水まわりに関係するリフォームの予算相場です。

水まわりは毎日使う場所なので、リフォームすることで気分も大きく変わります。優先順位を積極的に高めてみると良いでしょう。

【リビングを中心とした間取り変更を伴うリフォーム】


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次に、リビングや部屋のリフォーム・間取り変更です。近年では部屋の壁を撤去し、LDKを広くするリフォームが人気です。理由は大きく2つあり、1つ目は生活動線がスムーズになるためです。生活動線とは、LDKを中心としてキッチンやお風呂、洗面室を繋ぐ導線のことを指します。生活動線がスムーズになることで、家族間でのコミュニケーションが取りやすくなりますし、家事も効率的になるというメリットがあります。弊社でいただくご要望で多い、間取り変更を伴うリフォーム例と予算相場をご紹介します。

間取り変更を伴うリフォームでは、床や壁紙も“既存のまま”というのは難しくなりますので、空間に統一感を持たせるためにも内装工事は必ず行います。また扉などの建具も取り替えるケースが多いため、既存との調和を考慮しながら選ぶことが大切です。


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LDKを広くするリフォームが人気な2つ目の理由は、ライフスタイルの変化に対応しやすくなるためです。たとえば小さなお子様がいる家庭の場合、リビングが広いと子どもの面倒を見ながらリビングで仕事ができたり、将来的に大型家具を買い替える際も、模様替えや家具の場所転換をしやすくなったりします。

加えて、自宅介護が必要になった際に、リビングに介護用のベッドを置くことも可能です。リビングに介護用ベッドがあれば、介護を受ける側の方も疎外感が生まれることなく、常にコミュニケーションを取れる環境を実現できます。
こうした将来的な視点からも、自由度の高い広い空間は大変便利です。また回遊動線にすることで家事動線に無駄が少なくなり、体にも優しい住まいになります。以上などの理由から、近年ではLDKを広くしたり、間取りを変更したりするリフォームが非常に人気です。

【断熱リフォーム】

断熱リフォームは、新築住宅における断熱基準は年々改訂をされていて、昭和に建てられたお住まいと、平成以降に建てたお住まいとでも断熱性能に大きな差があります。特に木造の戸建ては、冬は寒く、夏は暑いという状況になりがちです。また、マンションでも結露がひどいパターンも見られます。断熱効果を上げるリフォームとして下記のものがあげられます。

断熱工事は、外気に面している壁面や床下からの冷気をシャットダウンしたい1階の床などに充填しますので、弊社で一般的な一戸建て(2階建4LDK相当)の断熱改修は約120万~が目安となっています。

またお住まいの断熱効果を上げるために「二重サッシ」も効果の高いリフォームです。基本的には1日で完成できるスピード工事なこともあり大変人気です。


当社リフォーム実例

特にマンションは北側のお部屋に結露が発生しやすいため、二重サッシをおすすめさせていただいています。選ぶ製品によっては、リフォーム補助金の対象工事になりますのでぜひご検討ください。

【2】一戸建ての場合のその他リフォーム費用相場


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ここまで、一戸建て・マンション共通でのリフォーム費用をご紹介してきました。
さらに一戸建てにお住まいの方は、下記3つのリフォーム費用相場も知っておくことが重要です。

・外壁、屋根のリフォーム
・外構、エクステリアのリフォーム
・耐震対策のリフォーム

それぞれ順番に見ていきましょう。

【外壁、屋根のリフォーム】

築10年以上の一戸建てに住んでいる場合は、外壁・屋根のリフォームを検討しましょう。外壁・屋根のリフォームには「塗装」「重ね張り(重ね葺き)」「張り替え(葺き替え)」という3つの方法があります。

「塗装」は名の通り、専用の塗料でお住まいを塗り替える方法です。定期的にメンテンナンスすることで家を長持ちさせることができます。
「重ね張り(重ね葺き)」は、既存の上から新たな外壁材や屋根材を重ねる方法になります。
「張り替え(葺き替え)」は、既存を一度取り払い、新たな外壁材や屋根材を設置していく方法になりますが、解体費用によって金額も高額になりがちです。どの方法が適しているかはスタッフまでおたずねください。「塗装」と「重ね張り(重ね葺き)」については、下記の費用相場を参考にしてみてください。

【外壁】

【屋根】

また、外壁工事の際は、足場の組み立て・撤去に20万~40万の費用が必要になります。さらに雨樋、軒天、雨戸なども傷んでいるケースが多いので、塗装補修やメンテナンスをご検討ください。

【外構、エクステリアのリフォーム】


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次に、外構・エクステリアのリフォーム費用相場です。


外構やエクステリアのリフォームでは、外観の美しさだけでなく、プライバシーを守る役割や防犯性を高めるためにも効果の高いリフォームです。また最近人気なのが宅配ボックスの新設工事です。整った佇まいのお住まいに変わると、帰宅時もホッとしますね。

【耐震対策のリフォーム】

最後に耐震対策のリフォームです。1981年5月31日以前の「旧耐震基準」に該当する建物の場合は、特に耐震対策のリフォームを検討する必要があります。該当しない場合でも昭和~平成に建てられた建物の場合は、リフォームの機会に耐震診断と合わせて検討されると良いでしょう。
耐震対策のリフォームは、金物、筋交い、耐震補強壁、制震ダンパー等を用いた補強を行い、費用も150万円〜400万円と幅が広いです。また建物の基礎から補強する場合もあり、目指す耐震強度の度合いによっても変動しますので、弊社ではお客様と相談を重ね、耐震診断と合わせながらご提案をさせていただきます。

ここまで、マンション・一戸建ての共通のリフォーム費用や、一戸建て特有のリフォーム費用をご紹介させていただきました。
1000万円でのリフォームは、水まわりはもちろん、LDKを広くしたり、断熱リフォームを行ったり、相当範囲をできると考えて問題ありません。自分だけのこだわりを実現することもできますし、家族全員が納得できるリフォームも行えるので、今後30年と心地よく住むことができるリフォームを考えていらっしゃる方は1000万円程度でのリフォームをご検討されてみてください。
しかし一戸建ての場合、1000万円では外壁も含めてリフォームするのは難しいケースも多いため、まずはリフォームの目的やリフォーム後の暮らしの理想を整理し、優先順位を決めていくことが大切です。イメージがつかない場合は弊社スタッフが丁寧にヒアリングさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

【3】1000万台リフォームを実例でご紹介
ここからは、さらにイメージしやすいよう1000万円のリフォーム事例を弊社の実例を交えてご紹介します。

●リフォーム実例1【戸建て全面リフォーム】

まずは戸建ての実例です。息子様ご家族がご実家へ引っ越しされることをきっかけにリフォームのご依頼をいただきました。リビング、キッチン、水まわり、洋室、収納など、間取りも含めて全面的なリフォームを行いました。築39年になるため、近代的な家と比較して不便に感じる部分も多く、またお施主様がDIYが好きという背景も相まって、楽しみながらアレンジできることを念頭に置いてリフォームを行いました。
工期は2ヶ月間、総額約1500万円のリフォーム実例です。詳細な実例は下記のページでご紹介しておりますので、ぜひ併せてご覧ください。

DATA
実例1 工事内容
LDK間取り変更/キッチン移動/水まわり/玄関/廊下/個室内装
費用:1500万円(税込)※材工共・内装費含む。資材等価格高騰により左記金額から変動する場合がございます。
■実例の詳細はこちら

●リフォーム実例2

次は、マンションのリフォーム実例です。お子様が成長したことで以前の住まいが手狭になり、広いマンションを購入したことをきっかけにリフォームをご依頼いただきました。LDKを中心に間取りを変更し、これからも成長するお子様がひろびろと過ごせる空間と、家事がスムーズになる回遊導線を実現しました。
フローリングにはオークの無垢材を使用した挽板を使用し、天井も木の板張りで仕上げ、あたたかみのあるくつろぎの空間を演出しました。こちらのマンション実例も下記の記事で詳細なリフォームをご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

DATA
実例2 工事内容
LDK間取りを回遊動線に変更/キッチン/水まわり/玄関/廊下/内装
費用:1026万円(税込)※材工共・内装費含む。資材等価格高騰により左記金額から変動する場合がございます。
■実例の詳細はこちら

【4】リフォームを検討中ならリフォームローンや補助金制度を活用しよう

リフォームに多くのお金をかけたいのは誰しもが思うことですが、とはいえ予算に限りがあることも事実です。そのような場合に「ローンはつかえるのかな?」「良い補助金はないかな?」と考える方は多いのではないでしょうか。ここでは、リフォームローンの正しい選び方や補助金についてもご紹介します。

●リフォームローンの選び方

リフォームローンの審査は、年収、年齢などが基本的な調査項目になり、概には言えないものの、住宅ローンと比較して若干通りやすい傾向にあります。借入上限金額、借入期間等の条件はありますが、弊社では平均的な金利で1.96%~(2023年12月時点、今後変動の可能性あり)をご紹介してます。どのようなローンがあるか分からない場合や、自分でも借りられるリフォームローンを知りたい方は、スタッフまでおたずねください。

●リフォームの補助金はすべてのリフォームに使える?

補助金の対象となるリフォームは「耐震」「省エネ」「介護を目的とした工事」が多い傾向にあります。しかし、自治体によっては一定金額以上のリフォームはすべて対象とされているケースもあり、あくまで住んでいる地域によって補助金の対象は異なるというのが結論です。

また、2024年も省エネリフォームに対する大型補助金が継続されることになり、2023年11月2日以降より着工の対象となる工事に補助金が出る「住宅省エネ2024キャンペーン」が始まっています。申請は2024年3月以降からとなりますので、詳しくはスタッフまでおたずねください。

弊社ではリフォームに関する助成金・補助金のご案内はもちろん、各種リフォームローン等もご紹介できますので、スタッフまでお気軽にご相談いただければと思います。
また、フルリフォームを中心とした大規模なリフォームの場合は、お引越し先にお困りの方も多いと思いますが、そのような場合でも仮住まいのご案内やお荷物の移動も承ることが可能ですので、リフォーム自体のご提案に留まらず、トータル的なサポートをご希望の場合もぜひ弊社までおたずねください。

【5】まとめ・理想の住まいを実現しましょう


当社リフォーム実例

1000万円でできるリフォームをご紹介しました。
せっかくのリフォームであれば、今後30年以上暮らすことを見越した暮らしや、こだわりを叶えることを優先することが大切です。ただ単に住まいの利便性を整えるだけではなく、家族全員が安心しながら豊かに暮らすことができる住まいを実現してみましょう。リフォームのTAKEUCHIでは、ひとり一人のご要望やニーズに合わせたご提案をしております。プランだけではなく、リフォームまでの前後のご準備もサポートしますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。