スタッフ日誌

狭いキッチンを楽しいキッチンに!
キッチンリフォームの3ステップ その2

  • リフォーム・リノベーション
  • プランニング
  • インテリア
  • デザイン
  • 2017.12.18
  • 西武練馬店

狭いキッチンを楽しいキッチンに!キッチンリフォームの3ステップ、
ステップ1:「いつか使うかも・・・」は「使わない!」
ステップ2:ワークトライアングルを考える
前回、この2つをご紹介させていただきました。前回のお話しはこちらから

3ステップ目も引き続き、主婦暦20年、子ども3人子育て中のリフォームプランナーが、当社リフォーム実例と合わせてご紹介させていただきます。

 目次
ステップ3:狭いキッチンはプチリフォームで生まれ変わる!
・いつものキッチンを対面風キッチンに
・もう一工夫でより豊かなキッチンに
・プラスα 明りのご提案

ステップ3:狭いキッチンはプチリフォームで生まれ変わる!
<いつものキッチンを対面風キッチンに>
大掛かりな配管工事をして、対面キッチンに改修することもいいですが、マンションの場合、パイプスペースの制限や工期、予算の関係で実現しにくいケースもあります。
そこで、タケウチからプチリフォームのご提案です。
キッチンの位置は既存のままで、キッチンの横や背面にキッチンと同じぐらいの高さのカウンターを造作してみては如何でしょうか。

20171218kitchen_photo01キッチンカウンター

キッチンと同じ高さのカウンターを造作。
食事の配膳もスムーズになりました。

カウンターの天板は耐水性、耐熱性の高い素材やモザイクタイルなどを使用すれば、お料理の盛り付けはもちろん、コーヒーコーナーとして使ったり、お花や観葉植物を飾ってみたり・・・お部屋の使い方の幅がぐんとアップします。

更にカウンター下のスペースを両側から収納できるように作れば、食器や布きん、料理本などもキッチン周りでまとめて置けます。ちょっとしたリフォーム工事で、対面風キッチンが実現し、収納量、使い方も増えて、ワークトライアングルにも余裕がうまれます。

20171218kitchen_photo03収納カウンター

キッチン側、リビング側
どちらからも使える収納カウンターです。

<もう一工夫でより豊かなキッチンに>
同じキッチンでも明りや色の違いで、見違えるほどのおしゃれな空間に変えることができます。
タケウチのリフォームでは、お客様にあわせたキッチン本体の機能性の提案はもちろん、お家の雰囲気や生活パターンに合わせて、内装の素材の選択や明りの形、色合いまでひとりひとりの暮らしを考えたアドバイスをさせて頂きます。

◇色のご提案
キッチン本体の扉の色を変えられることをご存知ですか?
新規に扉を造作したり、簡易的に扉にシートを張ったりするだけで、キッチンの雰囲気が大きく変わります。最近はキッチンパネルにも様々な色や柄、テクスチャーなど、新しいものが発売されているので、内装のアクセントとしてチャレンジしてみても楽しいと思います。
20171218kitchen photo04キッチン補修

写真手前のカウンターは白でしたが、
補修も兼ねてグレーのシートを貼りました。

しばらく前に、白いキッチンに複雑な幾何学模様デザインのキッチンパネルをお客様に提案し、施工した事例があります。
20171218kitchen photo05キッチンパネル

デザイン性のあるキッチンパネルで、
彩がプラスされました。

珍しいデザインで、当初お客様もかなり迷われていましたが、施工後思った以上に喜んでくださいました。奥様が「その日の気分によって、パネルの模様が違う形に見えてきます。お花束だったり、ハートだったり・・・毎日眺めていてとても楽しい!お友達に自慢できるキッチンになって、嬉しいです」とおっしゃってくださいました。キッチンパネル一枚で、暮らしが、気持ちが大きく変わることを実感した瞬間でした。

 

<プラスα 明りのご提案>
従来のキッチンは、手元灯も含めて昼白色が主流でしたが、シチュエーションに応じた光の色を選ぶことで、より快適なキッチン空間を実現できます。

20171218dining_photo06ダイニング調光

光色を切り替えられる照明を選定。
ディナーは温かみのある電球色でムードもアップ。

電球色や温白色は、昼白色に比べ、黄色味が強く暖かみのある光なので、よりお料理がおいしそうに見えたり、料理をしている人の顔色がきれいに映る効果があります。また寒い冬の夜はこういった色は暖かい雰囲気を醸し出してくれます。
更に、照明器具の種類も大きく空間の印象を変えてくれます。
大きいシーリングライト一灯で全体をまんべんなく照らす代わりに、100φ程のダウンライトや、吊り戸棚下の手元灯を壁付けのスポットライトにすることで、陰影をつくることができ、落ち着く雰囲気を演出できます。

20171218kitchen_photo02対面キッチン

吊戸棚をなくしオープンキッチンへ。
照明もダウンライトにすることで視界がすっきりしました。

照明の形や色を変えるだけでも、グッとおしゃれな印象にすることができるんです。

 

狭いキッチンを楽しいキッチンに変える3ステップ、いかがでしたか?
まずは
・思い切ってモノを整理する。
・ワークトライアングルを意識しながら、モノを配置していく。
・狭いキッチンはプチリフォームで生まれ変わる。
対面キッチンよりもずっとお手軽な「対面風キッチン」で収納力をアップしたり、キッチンパネルの色や光の形、色を変えることで、より豊かなキッチン空間を演出するアイデアもプラスしてご紹介させていただきました。

狭いキッチンを楽しいキッチンに変える3ステップで、皆様が笑顔になる、ご家族の笑顔を作り出す、楽しいキッチン時間をお過ごしください。

記事:東京都練馬区 リフォームのTAKEUCHI西武練馬店