こんにちは、リフォームのタケウチときわ台店です。

先週に引き継き、「床暖房でぬくぬくあったかライフ」、
今回は、床暖房設置の工法の違いや、おすすめフローリングをご紹介させていただきます。
<前回のお話しはこちらから>

1.床暖房の工法に違いはあるの？
床暖房設置の工法は主に2つあります。
・既存のフローリングを剥がした上で、床暖房マットとフローリングを貼る
・既存の床の上から、新しい床暖房のマットとフローリングを貼る

既存の床を剥がす工法
既存の床を剥がす工法は、床の高さを今と同じにできる為、すでにバリアフリーになっている場合おススメです。また、床下に断熱材が入っていない場合は、この機会に設置することができますので、より床暖房の効果を上げることが出来ます。ただ、工事範囲が大きくなってしまうため、費用や工事日数が増えてしまうのが難点です。

既存の床に上張り工法
既存の床に上張りの場合は、なにより施工費が安くなります。工事日程も少なくて済みますので、お客様へのご負担を減らすことが出来ます。ただ、床暖房にした場所の床が1段高くなってしまうので、15㎜から18㎜の段差ができてしまいます。そのためスロープを設置するなど、つまずかないようにする工夫が必要です。また、既存の床が床鳴りしている場合などは直すことができないなど、メンテナンスが難しくなりますので、事前に床の状況の確認が必要です。

既存の床を剥がし、床暖房を設置する様子です。

どっちの工法がおすすめ？
施工方法の検討ですが、費用と工期が問題なければ、床を一回剥がす工法をお勧めいたします。剥がすことにより床の不陸（ふりく：平らでなく、凹凸があること）や床鳴りを直すことが出来ますので、より長く快適にお使いいただくことが出来ます。
ただ、施工方法は工期や費用に直結してくる問題ですので、現状の段差などを考慮し、よく打合せをすることが大切ですね。

2. 床暖房設置の際のフローリング選びの注意点
床暖房を設置する際のフローリングは、各メーカーが床暖房対応可と定めるフローリングから選びましょう。最近では種類も増えており、無垢材・突き板・シート材とさまざまな商品が出ています。きっと気に入る商品があると思います。

無垢材・・・従来、無垢材は伸縮するため、床暖房に向かないとされてきました。しかしながらお客様からのニーズが強く、各メーカーの改良により、床暖房対応の商品が発売されております。木材の本来の質感を希望される方にお勧めです。価格はやや高めになります。
単層フローリングとも言い、天然木の一枚板で作られたもの。

突き板(複合フローリング)・・・合板の上に木材を薄くスライスした商品です。無垢材より安価です。また、無垢材より伸縮が少ないことも特徴です。
基材と言われる複数重ねた部材の上に、化粧用（仕上げ用）の木材を貼ったもの。

シート材・・・合板に木目の柄のシートが貼ってある商品です。一般的に使われている商品で価格も安価です。経年による変化は少なく、シリーズによっては建具などの建材と色を合わせることができます。
基材にＭＤＦ(木材チップを圧縮した木質繊維板)を使い、表面は特殊な紙などに木目を印刷したもの。

フローリングの色や質感は、カタログやＷＥＢなどでは分かりづらいところがあります。
質感、見た目、価格など決めるポイントは色々ありますが、ぜひメーカーのショールームなどで実物を見てから検討されることをお勧めします。リフォームのタケウチで、お客様とメーカーショールームに同行し、ご案内させていただくことも可能です。

いかがでしたでしょうか？
床暖房は高価で難しいイメージがありますが、決してそんなことはありません。
ご自宅の状況や、現在ご検討いただいている工事との兼ね合いなどでスムーズに工事できることが沢山あります。
私自身、何件も床暖房の導入を採用していただいた経験がありますが、ほぼすべてのお客様から、ご満足の声を頂いております。
「家族がリビングに集まるようになった」
「ワンちゃんが気持ちよさそうに寝ている」
「もっと早く入れればよかった」
「風が出ないから、お部屋が乾燥しにくい」
「暖房機器を置く必要がないので、部屋を広く使える」
「熱くなり過ぎないので、子供にも安心」
など、もう床暖房なしはもう考えられないとのお言葉をよく頂きます。
リフォームのタケウチは、グループ会社にガス関連事業があるため、床暖房の施工実績が大変豊富です。お客様のご自宅の状況に最適の工法をご提案させて頂きます。
まずはお気軽にご相談ください。

記事：東京都板橋区　リフォームのTAKEUCHIときわ台店