外壁塗装の耐用年数と種類をご紹介
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- 2019.01.17
- ときわ台店
こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。
毎日寒い日が続きますね。空気も乾燥してますので、火の元には十分お気を付け下さい。
またリフォームでは、空気が乾燥してる時期にするとよい工事があるのをご存じでしょうか?雨が少なく乾燥している冬場は、外壁塗装のリフォームに最適な季節なんです。
「うちもそろそろかな?」「新築から10年、外壁のメンテナンスしてないな。」そんな方はぜひ検討してみて下さい。
●外壁塗装の耐用年数はどのくらい?
●外壁塗装の塗り替えの際の注意点
●外壁塗装の耐用年数はどのくらい?
当社リフォーム実例:煙突のある住まいの雰囲気にあわせてツートンで塗り分けて施工。<詳しくはこちら>
家を購入してから10年ほど経ってくると、色々とメンテナンスが必要になってきます。
外壁の塗装も、新築の頃と比べると見た目にも劣化していることがわかります。放っておくと外壁の寿命が短くなり、雨漏りの原因にもなりかねません。
そもそも、外壁塗装の耐用年数はどのくらいなのでしょうか?
実は塗装の種類によって耐用年数が異なりますので、まずは家の外壁がどんな塗料で塗られているかを確認しなければいけません。
種類ごとの耐用年数をご紹介すると、アクリル系塗料では5~7年、ウレタン系塗料では8~10年、シリコン系やフッ素系塗料では10~20年とされています。最近はシリコン系塗料が多く使われるようになってきましたが、少し前まではアクリル系やウレタン系もよく使われていました。
ただし、これはあくまでも目安ですので、実際には、外壁の状態を見て塗装の塗り替えを検討するのがよいでしょう。
チョーキング現象。壁を手で触ると白い粉状が付く。
また、状態をチェックする項目として、外壁を触ってみると手に白く色が付く「チョーキング」現象がある、「クラック」と呼ばれるヒビ割れがある、塗装のはがれがある、などが挙げられます。このような症状が確認できた場合は塗装が劣化してきていますので、塗り替え時期であると言えます。
●外壁塗装の塗り替えの際の注意点
では外壁を塗り替える際の選択肢として、どのような塗料があるのかを確認しましょう。
まず塗料の成分ですが、主に「顔料」「合成樹脂」「添加剤」からできています。
「顔料」は色を決める役割をし、「樹脂」は硬化することで塗膜となり、耐久となる成分です。さらに「添加剤」は成分を安定させたり、防カビ・防錆などの効果をもたらす成分になります。それら「顔料」「合成樹脂」「添加剤」を塗布するために溶剤で希釈し、塗料が完成します。
種類は「合成樹脂」の違いによるもので、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系と分けることが多く、アクリル系塗料は、耐久性が劣るため近年あまり使用されていません。長持ちするシリコン系、フッ素系を選ばれる方が多いと思ます。
さらに最近では、耐久性以外にも「遮熱」や「防汚」といった機能をプラスしている塗料も増えてきています。
代表的なものは、
・遮熱性塗料
…外気の熱を遮断する、高い遮熱性が特長。
・光触媒塗料
…紫外線で汚れを分解、雨で洗い流す“セルフクリーニング機能”が特長。
・無機系塗料
…鉱物等を含む塗料で、紫外線での劣化、防汚、環境にやさしい点などが特長。
・ラジカル系塗料
…紫外線での劣化防止に優れているのが特長。発売からもまだ新しい種類の塗料です。
耐用年数が20年近くある高性能な塗料は、塗り替えの回数が少なくて済む分、塗料自体の費用は高くなる傾向があります。それぞれの塗料の特徴も加味し、費用対効果を検討する必要があるでしょう。
また、外壁には塗装以外にも、ジョイント部分やサッシ周りなどのシーリングの部分がありますが、このシーリングは10年ほどで効果が無くなってきます。
外壁の塗り替えの際には全面に足場を組む必要がありますので、やはり足場が必要な外部のシーリング工事などを一緒におこなってもよいでしょう。屋根なども、状態によっては一緒に改修することを検討したほうがよいかもしれません。
塗り替える塗料の種類は、既存の外壁材や塗装との相性もありますので、耐用年数が経過していたり、外壁に劣化が見られたりする場合は、まず専門家に相談することをおすすめします。「住まい・暮らしのリフォームコラム」でも、外壁塗料についてご紹介してますので、ぜひご覧下さい。
リフォームのTAKEUCHIでは、外壁塗装をはじめ、お家に関する様々なご相談をお受けしています。改修の必要性も確認させていただくことができますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。