リフォームとリノベーションは何が違うの?
- リフォーム・リノベーション
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- 2019.09.19
- 杉並永福店
こんにちは!リフォームのTAKEUCHIです。
9月も後半に入り、朝や夕方は少しずつ秋の風が心地よくなってきましたね。
本日は、「リフォーム」と「リノベーション」がどう違うのかについて、それぞれの注意点も交えながらお話したいと思います。
「古くなってきたからリフォームしたい」、「中古物件を購入してリノベーションしたい」とお考えの方は、ぜひご覧ください。
当社リフォーム実例:玄関を移設し、明るい南側にLDKを移動。将来を見据えてリフォームしました。<詳しくはこちら>
●リフォームとリノベーションの違いは「目的」
●リフォームとリノベーションは計画の期間も違う
●リフォームとリノベーションの違いは「目的」
当社リフォーム実例:中古住宅を購入しリフォーム。キッチンをアイランド型に配置し、家族の集まる空間をつくりました。<詳しくはこちら>
まず、リフォームとリノベーションでは「目的」が違う、ということをご説明します。
リフォームは「機能を回復させる」ことが目的ですので、部分的な改修になることが多いです。
例えば、壁のクロスやフローリングといった表面的な仕上げだけを替えるものや、外壁を塗り替える、キッチンやお風呂を取り替えるといったものも、リフォームの守備範囲です。
「古くなってきたから、新しい材料に更新する」といった表現がわかりやすいでしょう。
リフォームの場合、基本的に現在の間取りや家の機能はそのままなので、今の生活スタイルが合っているならば、「機能を回復させる」リフォームが適しています。
一方のリノベーションは、「機能の向上」や「新しい価値を生むこと」を目的とします。
「家の間取りが現在の生活スタイルには合わなくなってきた」、「使いづらい」といった問題がある場合、それらを改善するために、天井高さや段差、間取り自体も大きく改変することがあります。
大きく改修することで、生活スタイルも一新するのがリノベーションです。
実はリフォームとリノベーションの工事の内容自体に明確な線引きはありませんが、便宜上、こういった目的の違いにより呼称の区別をすることがほとんどです。
●リフォームとリノベーションは計画の期間も違う
当社リフォーム実例:当社でリフォームした実例。間取りの決定には3ヶ月以上をかけ、様々検討しました。<詳しくはこちら>
リフォームとリノベーションは目的の違いにより、工事の範囲や期間にも差が出てきます。
リノベーションは大規模な改修を行うことが多いため、工事範囲は広くなります。その分、工事の費用や期間も増えてしまうのです。
そして、リフォームとリノベーションにはもう一点違うことがあります。それは、「計画」に要する時間です。
リフォームで行う範囲は機能の回復に留まるので、改修工事のために詳細な設計図面を作る必要性はあまりありません。
しかし、リノベーションの場合は間取りを大きく変更したり、耐震改修をしたりすることもあるので、基本的には綿密な計画、詳細な設計が大切になります。
そのため、リノベーションでは計画時点で長い時間をかけてしっかり打ち合わせをする必要があり、工事を開始するまでにも時間と労力がかかるのです。
例えば「スケルトン改修」のように骨組みだけを残して全て改修する場合など工事範囲が多岐に亘ると、設計も工事も、新築と同じくらいの時間がかかることもあります。
リノベーションを行う場合、「いつまでに完了したいか」という点を考慮して計画を立て始めるようにしましょう。
リフォームやリノベーションを計画する時は、まずはその目的を明確にします。
リノベーションの場合、改修内容を検討する期間が予想以上に長くかかることもありますので、余裕をもって計画していきたいものです。
家の改修をご検討されている方は、リフォームのTAKEUCHIまでぜひお気軽にお問い合わせください。