スタッフ日誌

工夫とアイディアで賢く衣類を収納する

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  • 2021.04.15
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20210415photo01当社リフォーム実例

こんにちは、リフォームのTAKUCHIです。

日頃インターネットや本で片付け・収納について沢山紹介されていますが、実際はなかなか実践できませんよね…ダイエットと同じ、人生の永遠のテーマだと感じています。整理収納の本には、「整理がされていない状態だと、探し物から始まり、探している間に時間がどんどん経ってしまう。これを繰り返していくと大きな損失になる」と少し厳しめに書かれているので、今年は少し意識して二つ私でもできたことをご紹介します。

【その1】収納ボックスは細かく分ける!
20210415photo06参照:着用するシーンによって分けるとわかりやすい「住まい・暮らしのコラムより」

今までは、1.シャツ・ニットなど上に着るもの 2.ズボン・スカートなど履物 3.その他、というように種類別に大きく分けて収納していましたが、時間が経つにつれ量が増える一方で気づいたら着ていない服が…という状態に。
そこで今年は収納ボックスを使い、種類ではなく、夏物、冬物それぞれの仕事用、休日用、といったように用途・シーン別に細かく分けて収納するようにしてみました。スペースを細かく決めて、そこに入る量・必要な量だけ持つようにできたらと思っています。また、選ぶ際に一つのボックスを開けるだけで済むので、洋服選びにかかる時間も短くなるかなと考えています。

【その2】クローゼットに仕舞う時は、必ず左側に仕舞う
20210415photo04洗濯したものを左側へ入れるルールにすれば、着用頻度の低い服が自然に右側へ

洗濯したものを、必ず左側に戻すようにします。それを繰り返すことでよく着る服が左側に並ぶため、クローゼットがいっぱいになった時に右側の出番が無かったものを処分すれば良いということになります。使わなかったことが見えるのは、処分する理由にして一番納得感があるかなと考えています。
また、見た目がキレイになるだけではなく、洋服選びにかかる時間の短縮もでき、選ぶことのストレスが無くなるメリットもあります。数分の変化だけですが、慌しい朝に余裕が生まれることで良い気分で1日をスタートできますね。

せっかくなので、私が以前リフォームを担当したお客様の事例もご紹介したいと思います。いろいろな工夫とアイディアが詰まっているので、ご参考になればと思います。
簡単に家族構成からご紹介しますと、お子様2人の4人家族のお客様です。
住んでいたマンションからお引っ越しされ、ご両親と同居をするために、戸建て2階部分のリフォームのご相談をいただきました。

20210415photo03プランの参考にしたイメージbookです。

リフォームに際してのご要望は以下のような点でした。
・旦那様のご趣味の物やお子様達の習い事の道具、それぞれの衣類や学校関係の書類などが多いので、大容量の収納場所がほしい。
・共働きで、家事は効率よくこなしたい。
・お子様がまだ小さいので家事をしていても目が届くような間取りにしたい。
奥様は“物がとにかく多いので、使えるスペースは有効活用して収納できるようにしたい”とおっしゃっていました。

20210415photo02当社リフォーム実例:完成した実際のウォークスルークローゼットです。

それぞれの部屋に押入れやクローゼットを設置して収納する方法が多いと思いますが、今回はお客様のご要望や家族構成、生活習慣などの状況を踏まえて「家族みんなで使う大きな収納部屋」を作ることにしました。洗濯物を各部屋から集め戻すという作業を省くことができ、お部屋を行ったり来たりすることもなくなりますね。家族の衣類を一カ所の部屋にまとめたことで、洗濯物をしまう作業が劇的に楽になったそうです。

また、部屋の奥行を利用してハンガーパイプを前後に2本設置しました。
「奥にかけた洋服、取り出しにくくないかな?」と思われがちですが、年に数回行う衣替えの際にパイプにかかった衣類を前後で入れ替えるだけなので、面倒な衣替えが一瞬で終わってしまう利点があります。

日頃お客様から収納に関するお悩み相談が多いのですが、ご自分で悩まず住まいのプロにまずご相談してみてください。ちょっとした工夫で、きっと皆さまの暮らしが格段に快適になると思います。

 

20201014ill02