スタッフ日誌

今の自分に似合う住まいの形を探して

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  • 2021.05.11
  • 成増店

20210511photo01住まい暮らしのリフォームコラム:リゾート風の寝室やウッドデッキが完成したことで、暮らしも変わったという施主のK様。夫婦でくつろぐ時間も増えたそうです。

年齢を重なっていくと、不思議に身の回りのものがいろいろ合わなくなってくることはありませんか?
例えば、お洋服やアクセサリーとか。数年前までに気に入って購入した洋服が、今年着るとなんだかおかしい。サイズの問題でもないし、デザインが古臭いほどでもない。ただ鏡の中の自分が納得できない・・・アクセアリーもどれも愛用してきたものばかりですが、なぜかつけたいと思うものが少なくなってきたりします。

自分の顔や体形を毎日鏡で見ているので、日々の変化をあんまり感じませんが、よく考えてみれば当たり前のことで、年齢を重ねると同時に顔の印象や体つき、内面からにじみ出てくる雰囲気など当然変化しますよね。今の自分に合わせて、お洋服を選んだり、新しいアクセサリーに出会ったり、髪型もお化粧も少しずつ変化させている方は多いではないでしょうか。

20210511photo03当社リフォーム実例:リフォームで広々としたLDKを実現。床暖房も導入し、将来を見据えたバリアフリーの心地よい空間になりました。

さて、お家の形はどうでしょうか?なんとなく長年過ごしてきた我が家ですが、「ちょっと不便だなぁ」「もっとこんな風にできたらいいなぁ」ということはありませんか?身に着けるお洋服やアクセサリーと同じで、暮らせなくはないけれど、何かがちょっと合わない、落ち着かない・・・。30代、40代、50代、60代・・・年齢を重ねると同時に私たちが求める住まいの役割やお家の理想な形も変わってきます。このようなライフステージが変化をしていくことを考えれば、これも当然のことですね。

例えば、30代、40代は結婚、出産、夢のマイオームを手に入れます。目まぐるしい生活の中でじっくり我が家を「楽しむ」余裕もなかった方も多いかもしれません。この年代のお客様は、やはり仕事と子育ての両立に悩む方が多くて、家事動線の改善や子供部屋作り、大型収納の造作など、日々の生活を円滑に運ぶための住まいの機能改善についてのご相談、ご提案が目立ちます。

20210511photo041-01当社リフォーム実例:ご夫婦の寝室を左右対称に作り、個室として分けられる空間に。心地のいい距離感をかなえたワンルームリノベーションです。

そのうち50代、60代になると、子供が結婚、独立し、なんだか急に家を広く感じはじめて、今までうまく活用できていない空間も気になり、そろそろ夫婦二人の生活に合う形を考えたいと思うようになる時期ですね。このタイミングで家をリノベーションし、老後の生活を想定して、断熱やバリアフリー工事はもちろん、夫婦それぞれが趣味に没頭できる空間を作ったり、子供や孫とみんなでくつろげる広さのリビング空間を作ったりします。

20210511photo02当社リフォーム実例:将来を見据えてコンパクトなマンションへの住み替えに合わせてリノベーション。バリアフリーに配慮した間取りに変えました。

親世帯の老後の介護や働き盛りの子供世帯の孫の面倒などを考えて、互いの自由度の高い2世帯住宅を検討される方も少なくありません。更にこれらに加えて、60歳定年退職を機に、思い切って家をサイズダウンして、交通の便のいい場所や子供世帯の近くに新たなマンション暮らしを始める方もいます。

「家」も住民の年齢とともに変化し、その先々の人生をより豊かなもの、より楽しいものにしていくべきだと考えます。
人生100年の時代だと言われている今、家とのお付き合いはどんな時代よりも長く、深くなっていきます。
今後もここでお客様の「家」との付き合い方を皆さまにシェアしていけたら幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

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