出典：YKK AP「マドリモ 内窓 プラマードU」

皆様は「窓」リフォームをご検討されたことはありますか？リフォームと言えば水まわりの困りごとや劣化などによる内装の修繕を思い浮かべる方は多いと思います。

あまり知られていないかもしれませんが、実は窓は結露対策や冷暖房効率アップ、騒音や日差しの対策など、様々な困りごとを解決してくれるリフォームのひとつなのです。

今回はそんな「窓」リフォームについて、お客様より質問の多い内容をまとめてみました。お家の住環境改善のご参考になればうれしいです。

【1】「窓」リフォームの種類と効果
「窓」リフォームは、大きく分けて3つあります。

●1つ目は、「既存の窓」を「新しい窓」に入れ替える方法です。
出典：YKK AP「マドリモ 断熱窓 戸建用」

様々な「最新の窓」があり、その性能により遮熱・断熱性能等の向上が期待できます。
外壁を壊す事無く取り替えできるので、工事の際の騒音や埃も抑えられますし、開かない窓を開く窓へと種類を変更することも可能です。

●2つ目は、「既存の窓」を利用して、ガラス部分だけを複層ガラスに入れ替える方法です。
出典：YKK AP「アタッチメント付複層ガラス」いまある窓フレームを活かして、ガラスの部分だけを取替える簡単リフォームです。

大掛かりな工事の必要がなく短時間でお手軽に工事ができ、遮熱・断熱性能等の向上が期待できます。
しかし、窓のフレーム（金属）部分は変えないため、寒い冬場はフレーム部分からの熱が奪われ、結露が発生する場合もあるので注意が必要です。結露対策も併せて検討している方はご相談ください。

●3つ目は、「既存の窓」の内側（室内側）に「新しい窓」を設置する方法で、「内窓・二重窓」とも呼ばれています。
出典：YKK AP「マドリモ 内窓 プラマードU」

室内側にもうひとつ窓を取り付けるだけなので、工事期間も短く、遮熱・断熱性能等の向上が期待できます。さらに「既存窓」と「新しい窓」との間で空気層が生まれるため、結露対策や騒音対策にも有効です。

【2】「窓」リフォームで改善できること
下記の（1）～（3）は、お客様の悩みとして大変多い内容です。

（1）日差しが強く、部屋が暑い
当社リフォーム実例：天井の高い部分の窓は西日が差し込むため、暑くのがお悩みでした

夏、室内に入り込む熱の多くは窓から差し込む日差しによるものです。その熱が、反射・輻射によってお部屋全体を熱するのです。

夏の暑い日、部屋に入ると空気が「モワっと」した経験はありませんか？特に西日の強い西側の窓ガラスを複層ガラスへ入れ替えたり、内窓を設置したりすることで、外部からの熱を防いで「モワっとした室内温度」の改善が期待できます。

（2）寒い日の朝、窓が結露してしまう
出典：YKK AP「もう結露になやまない」

結露の原因は外部と内部の気温差によるものです。
例を挙げますと、冷たい水を注ぐとコップの外側に水滴がつきますが、これも、結露の一種です。
「内窓・二重サッシ」を設置すると既存窓との間に空気層ができ、外と室内との温度差が少なくなるので「結露」の改善が期待できます。

また、「内窓・二重サッシ」のフレームは温度変化の少ない樹脂素材を使用しています。樹脂はアルミの1000倍熱を伝えにくい素材といわれていて、断熱効果が高いため結露対策になります。

（3）外の騒音が気になる
出典：YKK AP「かしこいガラス選び」

以前、「朝方に新聞配達のバイク音が気になって目が覚めてしまう」といった相談がありましたが、「内窓・二重サッシ」を提案・設置したところ、その音が気にならなくなったという例もありました。

交通の多い通りや商業地区に近い家などは、窓から入ってくる騒音が生活にストレスになっているケースが多いです。この対策としては、音の出入り口になっている窓に「内窓・二重サッシ」を付けて防音性能を高めると効果的です。

音によるストレスから睡眠に支障をきたすこともありますので、気になる方はご検討してみてはいかがでしょうか。
注）音の問題は個人差がありますので、ご検討の際はメーカーショールームでの体感をおすすめします。

窓の種類はお住まいのお家により設置できない場合もありますので、ご相談ください。

「窓」リフォームは、国や自治体で補助金が出ている場合があります。
補助金を活用するとお得にリフォームが出来ますので、最新の情報を知りたい方や気になった方は、お近くの弊社ショールームまでご連絡ください。

「窓」リフォームで、もっと快適な暮らしへ。

「窓からはじめる健康生活　快適な暮らしのカギとなる窓リフォーム」コラム
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