自宅がまるで映画館!好きな時間に映画を楽しめるシアタールーム
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- 2021.11.02
- 西武練馬店
当社リフォーム実例:テレビのサイズに合わせて壁面収納をつくりました。収納上の間接照明が夜の寛ぎを演出してくれます。
おうちで過ごす時間、皆さまはどのように楽しんでいらっしゃいますか?
コロナ禍もあり、最近いただくご相談に「家族で動画を楽しみたい」というご要望が増えています。ネット配信やYouTubeなど、動画コンテンツが気軽に楽しめるようになったことが背景にあると思います。テレビやスマートフォンで見るのも気軽でいいのですが、リフォームプランナーとしておすすめしたいのは、「シアタールーム」での鑑賞です。
シアタールームは“憧れだけど自宅には無理”“設備が大掛かりそう”というイメージがありますよね。最近はプロジェクターも小型化して価格も1万円程度からと気軽に購入できるようになりました。あとは投影するスクリーンや音ですが、リフォームでも比較的簡単な工事で設置ができますし、方法も様々あります。
今日はシアタールームを手軽につくる方法と、注意点をご紹介したいと思います。
●ご自宅で手軽に楽しむ
【ロールスクリーン】
まずは、スクリーンです。くっきりとした映像を観るには「光の拡散が少なく凹凸のない投影面」を作ることが大切です。でもわざわざ大きい工事をしてまで…という方もいらっしゃると思います。
そこでおすすめなのが「プロジェクター投影のできるロールスクリーン」です。使い方はロールスクリーンと同じですので、使用したいときだけ下ろして、使わないときは巻き上げておけばOK。見た目は、窓辺や目隠しとして設置する一般的なロールスクリーンのイメージと同じですので、インテリアの雰囲気を損なうこともありません。
設置は、天井や壁面などの下地の強度の確認が必要ですので、お取り付けの際はご相談ください。
ロールスクリーンについては、弊社ホームページの住まい暮らしのリフォームコラムでもご紹介していますのでご覧ください。
※参照:リフォームのTAKEUCHI「withコロナ時代の快適な暮らしのための “調整できる”窓まわりと間仕切り.part4」
【プロジェクター用壁紙】
続いては壁紙のご紹介です。「ロールスクリーンの設置が難しい」という場合は、「プロジェクター用壁紙」がおすすめです。見た目は白い壁紙と同じですので、その箇所だけ違和感があるという心配もありません。また面積にもよりますが、一般的な壁紙と同様で半日~1日で完成できます。プロジェクターには、天井面に投影するタイプもありますので、天井にこの「プロジェクター用壁紙」を貼って、寝転んで映画や動画を見るのもいいですね。
●家族や友人と一緒に本格的に楽しむ
「本格的な設備でを楽しみたい!」という方には、上記のように壁面収納にスクリーンや音響設備を組み込む方法もあります。
CUUMAは造作家具のメーカーで、リビング収納については弊社でも多数ご提案させていております。配線はユニット内にすべて隠すので見た目もスッキリ!音響については専門のメーカー様がタッグを組んでいますので、映像や音へのこだわりについても本格的です。リビングに収納が足りず、物が片付かないという方の悩みも解決できるため、大変おすすめです。
また、シアタールームには、「明るさ」や「音漏れ」への配慮も必要ですね。
プロジェクターで投影する画像を見る場合は、昼間でも暗い空間を作り出すことが大切です。日中に楽しみたい方は、遮光カーテンやロールスクリーンなども併せてご検討ください。
そしてせっかくなら音も、音漏れを気にせず楽しめると鑑賞にも集中できます。手軽に対策をするなら、内窓の設置がおすすめです。窓ガラスは壁・屋根に比べて非常に薄いため、住宅の中で最も音を通しやすい場所となっています。窓の遮音性を高めることが、音漏れへの対策に効果的です。内窓は断熱効果も高いので、これからの季節に暖かいお部屋で映画を観たいという方にもおすすめです。
もっとしっかりと対策をしたいという場合は、壁や天井に防音材を取り付ける方法もあります。壁の一部に設置するパネルタイプ、天井全面に張り付けるタイプ、壁の内部から遮音・吸音する防音製品もあります。ワンタッチで設置可能な製品もあれば、リフォームが必要な製品など、種類は様々ございますので、お気軽におたずねください。
おうちにこもって本格的な設備で楽しむ映画鑑賞…寒くなるこれからの季節を、今までとは一味違った楽しみ方で過ごしてみてはいかがでしょうか。