スタッフ日誌

無理なく、賢くエコに暮らす

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  • 2022.09.07
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0当社リフォーム実例:設備の老朽化や間取りも不便だった空間を一新。足元には床暖房も導入し、あったか快適に。

エコな暮らしというと「節約」「マイバック」「リサイクル」などのキーワードを連想される方が多いと思います。
では、私たちが日々暮らしている「家」について、具体的にどんなところがエコにつながるか、快適な暮らしの実現と同時に、無理なく、賢くエコに暮らすポイントをご紹介したいと思います。

■住まいの気密性を高め、換気扇や冷暖房効率をあげよう
1当社リフォーム実例:複層ガラスの二重窓と床暖房の相性抜群のWリフォームで、気密性も断熱性もアップ。寒い冬でも暖かく過ごせます。

「気密」と聞くと息苦しい印象を受ける方もいるかもしれませんが、住まいを閉め切って暮らすという意味ではありませんので、ご安心ください。
住まいの気密性を高めることで、以下の2つのことが実現できると考えられます。

1.計画換気の実現
20210810photo03住宅では第一種換気もしくは第三種換気が採用されています。24時間換気システムが設置されているお宅は、気密性を上げて計画通りに稼働することが望ましいです。

お家の中には、窓枠と壁の間や床と壁の間、扉の上下、エアコンのダクト穴など、よく見るとたくさんの隙間があります。家のいたるところに隙間が空いていると、換気扇を使っても近くの隙間から空気を吸い込むだけで、適切な換気はできません。穴があいたストローで飲み物を飲むのと同じ原理です。

換気は、CO2や生活臭はもちろん、建材の中に含まれる揮発性有機化合物も取り除いてくれる大切な機能ですので、家全体の気密性能を高め、計画通りの空気の流れを実現すべきものです。

2.上下温度の差の軽減
3出典:LIXIL「不快な冷えを軽減!冬の足元あったか計画」

冬は暖房をつけているのに足元が冷えるという経験はありませんか?
血行不良や自律神経のバランスといった人体の問題もあるかもしれませんが、室内の天井と床付近の温度差が原因である可能性が実は大きかったりします。

暖かい空気は比重が小さいため部屋の上部に集まりやすく、天井と壁の間に隙間があると天井付近から漏れてしまいます。反対に外部の冷たい空気は比重が大きいため床付近の隙間から室内に侵入しやすく、足元の冷えの原因になります。
冷えるからと暖房温度をあげていくと、今度は暖かい空気が余計に勢いよく漏れ、悪循環に陥ってしまいます。住まいの気密性を高めて、今年こそ足元の冷えを改善しましょう。

■冬の暖房は、無理なく賢く使いましょう
4当社リフォーム実例:床暖房を取り入れ、寒い日でも暖かく過ごせるDKになりました。

ヒートショック防止対策として、お家全体を暖かくして各部屋の温度差をなくすことが有効です。
しかしこれでは、電気代が高くなってしまいます。お家の間取りにもよるので一概にはいえませんが、LDKに居室や廊下など隣接している場合は、LDKだけを連続暖房にし、お風呂などの水まわりは利用時だけポイント的に使う方法をおすすめします。

LDKを連続暖房にすることによって、そこから漏れる熱で寒い廊下や寝室もほんのり暖かくなりますので、ヒートショックの危険性が下がります。連続運転で電気代は少々上がりますが、暖房効率や健康面を考慮すると賢い方法ではないかと思います。
今年の本格的な冬の到来を見越して、住まいの見直しを早めにご検討ください。