スタッフ日誌

リフォームはドアを変える良い機会!おすすめのドアの種類と特徴

  • Stay Home Love home
  • ライフストーリー
  • リフォーム・リノベーション
  • インテリア
  • 2022.11.16
  • 杉並永福店

0当社施工実例:和室と洋室で段差のあったお部屋を洋室に変え、さらに上吊り引戸にすることで床がフラットになりました。躓くリスクが下がることで安全性が上がり、お部屋が広く見える効果もあります。

住まいをより一層快適にするためにおすすめのリフォームはドアの変更です。建具にはそれぞれ特徴があり、特徴を活かして使用箇所を選ぶことで快適に過ごすことができます。

それではまず一般的な建具の種類と特徴をみていきましょう。

1.片開き戸
1当社施工実例:リビングの扉を職人手作りの片開き戸にしました。施主様の一番のお気に入りとなり、見るたび嬉しくなるという嬉しいお声をいただききました。

みなさんが一般的にドアと聞くと片開き戸を想像する方が多いのではないでしょうか。
最も一般的な建具形状です。
特徴としては、開閉時には扉の可動スペースが必要になり、廊下や動線部に設置すると開いた時に扉が邪魔になり、生活しにくいと思われる方が多いのではないでしょうか。
優れている点としては扉枠と扉が当たる部分(戸当たりといいます)にはゴムパッキンが設置されていることから(扉下部以外の3方向)密閉性・防音性が高く寝室やトイレなどに使用されることが多いです。

2.片引戸
2当社施工実例:リビングとキッチンを隔てる扉を片引戸することで、配膳時のような必要時には開けたままに、その他の時間は閉めて生活感が出がちなキッチンを見せなくできるようになりました。

横にスライドさせて開閉する形状の建具になり、日本では襖や障子など古くから使用されており、なじみ深い建具です。
開閉にあたり可動スペースを必要としないことから空間を有効利用することができます。開き戸と比べると密閉性・防音性には劣りますがいろいろな場所に使用されています。
設置するために開いた時の扉の収納スペースが必要なため、開き戸の倍の設置スペースを要する部分が難点になります。

全て引戸でプランニングをして欲しいというリフォームのご要望がたまにありますが、プランニングにはいろいろな納まりを検討する必要があり工夫が必要になります。

3.折れ戸
3当社施工実例:以前はスチール製で重く開閉しづらかった扉を、動作がスムーズな折れ戸に変えて開け閉めが楽になりました。

折れ戸は扉を蝶番で折りたたむように開閉する建具になります。開いた時に開口部が大きいためクローゼットや収納などで利用することが多いです。
開き戸ほどではないですが開閉時に可動スペースが必要になるのと、扉自体のたたみ代が必要になることが採用の際の注意ポイントです。
開閉の際に一定の部品に負荷が集中するため、開き戸や引戸に比べて故障が多いというデメリットはありますが使い勝手からクローゼットへの採用されることが多いです。

それぞれ特徴を見てきましたが、開閉スペースを必要としない、開閉がスムーズで車いすでも体への負荷が少ないことから引戸がおすすめです。
現在、引戸もいくつかの種類がありますので、ここから先は引戸の種類と採用例についてみていきましょう。

4.戸車引戸
4

扉下部に戸車がついていて、レールを戸車が走るような形状になります。
レールは水平である必要があるため、床のリフォームも一緒に計画する場合での利用をおすすめします。

5.上吊引戸
5当社施工実例:開き戸だった扉を上吊引戸に変えることで床がフラットになり、バリアフリー化が出来ました。

上のレールで扉を吊る形状になります。非常に軽い力で開閉することができて床側にはフローリングなどの仕上げ材を連続させることができるので最もおすすめの引戸タイプです。
引戸の設置は設置スペースが片開き戸の倍必要になると特徴のところでご説明しましたが、リフォームでは設置したいスペースに柱がある場合でもアウトセット納まりにすることで片引戸を設置することが可能になります。

引戸の採用例としては、リビングとリビングに接した部屋を引分け引戸や3枚引き込み戸とすることで、開いた時には広いリビングとして使用したり、閉めた時には個室として利用できたり、引戸を採用することで目的に合わせて2通りの使い方ができるようになります。

このように建具を変えるリフォームをすることで、快適に過ごせる空間にすることができます。リフォームをする際には建具の種類を検討することをおすすめいたします。
引戸の計画の際には、ぜひリフォームのTAKEUCHIにご相談ください。