コンパクトな空間を、快適かつ開放的に
「狭くなるので、無駄をなくし広くゆったり住みたい。老後も安心なよう部屋の段差はできるだけなくしたい。」とお施主様からご希望をいただきました。
元は2DKの間取りでしたが、水まわりを極力、壁や建具で仕切らずに生活空間を広くとった1LDKに変更。リビング→寝室→水まわり→廊下→キッチンと部屋全体が回遊できる間取りにしました。
つながる開放的なLDK
LDKから寝室まで、壁も段差もなく、つながりと開放感が生まれました。仕切りが必要な寝室は日常ではオープン、来客時には扉を閉められるようにしました。
ここがPoint!以前は和室の入り口でしたが、下がり壁を撤去し開口を拡げました。新しく設置した扉は3枚引き戸です。
ここがPoint!全面リフォームの機会に給排水管の交換から、床も張り替えバリフリーになりました。
コンパクトながら、収納は充実
寝室の奥は、ウォークインクローゼットです。タンスなどの収納家具もすべてここに置き、生活スペースを広く取りました。
ここがPoint!壁は作らず、開け閉めが楽なカーテンで仕切りました。室内のカーテンも一緒にコーディネートさせていただきました。
ここがPoint!広い住まいからの移動のため、収納スペースの確保が必要でした。天井高がなくても支障のないベッドの足元に、天袋収納を設置しました。
将来も安心。寝室の扉の先は水まわり空間
寝室から、トイレ・洗面・浴室の水まわりに直接行ける間取りにしました。水まわりを集約することで、LDKのスペースを広く確保しました。
ここがPoint!ご不満点でもあったトイレの位置が、扉を作り、つなげることで、寝室からすぐに行けるようになりました。
ここがPoint!LDKの天井高を優先し、水まわりのみ1段上げ、排水勾配を確保しました。
ギュッとまとめて、快適な水まわり
集約した水まわりは、トイレなどにも壁をつくらずまとめました。お施主様からは、「旅先の旅館のような水まわりに。」とイメージをいただき、完成しました。
ここがPoint!ランドリーの収納棚もロールスクリーンを扉にしたり、浴室もクリアの壁にするなど、極力圧迫感が出ないよう工夫しました。
ここがPoint!LDK・水まわりとも、床はコルク素材です。ぬくもり感があり、お施主様のお気に入りのこだわりポイントです。
ここがPoint!水まわりを抜けると、玄関・廊下になります。ぐるっと一周できる間取りにすることで、生活動線もスムーズになり、将来も安心・快適な住まいが実現しました。