お家の見落としがちな段差3選!解消法とその注意点
- 2022.11.23
- 千歳烏山店
当社施工実例:ドアより奥のお部屋は元々和室だったものを洋室にリフォームしました。床の工事を行ったことで段差を解消でき、安全で歩きやすいLDKになりました。
こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。
みなさんはお家の段差について、意識されたことはありますでしょうか?普段から住み慣れたお家だと以外に気付いていない段差が結構あります。
今は段差に対してそんなに心配していない方も、今後の生活に向けて支障になってくる可能性があります。今回は室内によく見る3種類の段差についての解消方法をご紹介します。
1.沓摺り(くつずり)による段差
沓摺りとは、ドアの下部にある部材のことです。
床面から少し出っ張っているため、ドアを閉める際に居室の気密性を上げたり、音が漏れたりしないように設けられるものです。最近では、住宅のバリアフリー化が進むことから沓摺りを設けない場合も増えてきています。
解消法として、既存の沓摺りをリフォームで撤去することが可能です。
その場合、沓摺りが付いていた床の部分や扉のたて枠部分の補修が必要になります。
建具の設置状況によっては、枠ごと交換する場合もあります。気になる方は、お気軽にご相談ください。
2.玄関先の上がり框による段差
玄関の土間から靴を脱いで廊下に上がる段差です。
マンションの場合は、それほど高くないケースが多いですが、戸建ての場合20~30cm程度の段差もよく見られます。
解消法としては、簡易的に一段ステップや踏み台を設けることや車椅子を考慮する場合にはスロープを設けたりすることがあげられます。スロープは急勾配にならないよう一定のスペースを設けて、緩やかに登れるよう角度と全体の長さの設計が大事です。
3.敷居による段差
よく見かけるのがフローリングと和室の境にある敷居の段差です。高さは2、3cm程度のものが多いですが、つまずいて転倒してしまったという話をよく耳にします。
解消法としては、段差分のスロープを設置する方法や和室をフローリングに変えて段差をなくす方法があります。
当社施工実例:リフォーム以前和室だったお部屋をフローリングの寝室にすることで段差なく、LDKにも楽に歩いて行けるようになりました。
以前、介護のお仕事をされていたお客様から「歳を取ってくると、足首が硬くなって足首より先の足が上がらなくなるから、ちょっとした段差やなんでもないところで転倒してしまう危険性がある」とお聞きしました。体の変化に合わせてお家のメンテナンスもこの機会に是非ご検討ください。