和室→洋室リフォームより魅力的要素いっぱい!?な、和室→和室リフォーム
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- 2023.01.18
- 千歳烏山店
当社施工実例:和室を改修しワンルームの広いリビングにしました。内装選びや色合いを厳選し、和洋折衷のリビングが完成しました。
先日リフォーム完了後お引渡ししたお客様のK様のお話です。
若いご夫婦と小学生の息子さん、幼稚園生の娘さんの4人家族。お父様から引き継いだ一戸建てに住んでいて、活用できていない古い和室を洋室に変えて、使えるようにしたい、というご相談で来店されました。
K様邸リフォーム前 イメージ画像
実際にその和室を見せていただくと、8畳の和室で、畳は恐らく家を建てた当初のもの。
天井は板張り、壁は渋い抹茶色の砂壁で、それらを蛍光灯の白い光で照らしていて、2面に窓が有りましたが1階北側ということもあり、古くて暗い印象でした。K様曰く、「子供たちはここに近寄らない」とおっしゃっていました。
隣には、かつてお父様が使われていた10畳のダイニングキッチンがあり、和室リフォームと一緒にキッチンもリフォームして、広いLDKにしたいとのご要望でした。
お打ち合わせしていく中で、家にある唯一の和室を洋室に変えずに活かしてみませんか?という話になり、計画はその方向にシフトしました。
当社施工実例:リビング横に小上がりの空間を設け、お子様達の遊び場所やごろ寝をする場所として大活躍しています。
そもそも畳は、フローリングと比べてクッション性があるので、子供用スペースに適した床材の1つ。
現在は、い草だけではなく、和紙や樹脂等のメンテナンス性が高くお子様に優しい素材もあり、色柄も豊富です。
畳に合わせて上手に襖に貼る内装材を選定すれば、壁面の一体感を持たせたり、照明はダウンライトや個性的なペンダントライトにすることで雰囲気をおしゃれにしたりもできます。窓廻りは既存の障子をそのままにしても風情がありますし、木製ブラインドに変えてもモダンな雰囲気が出ます。
当社施工実例:個性的なペンダントライトをつけることにより、和モダンな雰囲気に。
和室は、和室ならではの要素(畳、砂壁、板張り天井、柱、襖、障子、床の間等々)が多くあって、活かすもよし一新するもよしで、仕上がりのパターンが無限にあって本当に楽しい空間だと感じます。
また、洋室へのリフォームよりも低予算且つ少ない工事期間で済むことがほとんどなので、検討の選択肢の一つとしておススメです。
K様邸 パース
K様の場合は、和室の内装材の選定にはかなり悩まれていました。
作成したパースでイメージしたり、現物サンプルで比較したり、お子様のご意見も交えながら、家族皆様で楽しく内装選びをしていたのがとても印象的でした。
K様邸リフォーム後 写真
結果、とっても素敵な和室が仕上がりました!✨
奥様は「今の和室をこの状態に保ちたいので、なるべく子供には使わせたくない(笑)」とお話しされていましたが、お子様たちも自分が内装選びに関わっていたので、とってもお気に入りの和室になりました。
息子様も娘様も、今では別のお部屋からお菓子やらおもちゃやらをせっせと和室に運んできて、そこで長い時間を過ごしているとのことです。
奥様は少し複雑そうでしたが、「なんだかんだ子供が喜んでくれたことが1番嬉しいかも」とおっしゃっていて、ご提案させていただいた私としても、とっても嬉しい報告でした。
当社施工実例:色展開の豊富な和紙製の畳で、和の色合いで統一された和室に。照明の効果でより雰囲気がアップします。
活用できていない和室、古く見える和室、需要が無いと思われている和室も、畳の素材や色にこだわってみたり、天井や壁にちょっと冒険かもしれない色を選んでみたり、障子をブラインドに変えてみたり、照明に大きなペンダントを選んでみたり。
和室だからこそ遊べるポイントが多くあると思います。住まいの中の「アクセント」と捉えるのもひとつだと思います。
そんな楽しい和室リフォーム、とってもおススメです。