スタッフ日誌

500万円の予算でどんなリフォームが出来る?練馬区にお住いの方がリフォームで工事に適応される補助金もご紹介

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  • 2023.04.26
  • 西武練馬店

当社リフォーム実例:リビングに隣り合う和室を改修しつながりのある空間にしました。

「水回りなど古くなったところを中心にリフォームしたい」
「狭い居間を隣の部屋とつなげて広くのびのびしたリビングにしたい」
「リフォームって一体いくらかかるのか見当がつかない」

お客様のご相談にはこのようなお声が多々あります。
一般的には築20年以上のご自宅の場合、リフォーム予算を500万円くらいの目安で考えている方が多いようです。今回は、予算500万円でできるリフォームを弊社の実例で具体的にご紹介します。
また、リフォームをする際に一緒に直しておくとベストな工事やリフォームの補助金制度についても情報をお伝えしますので、少しでもお得にリフォームをしたい方はぜひ参考にしてくださいね。練馬区専用の補助金制度もあるので必見です。

1、500万円台でどんなリフォームができるのか、どこにどれくらいかかるのか弊社実例でご紹介

最初に、500万円でできるリフォームの内容を弊社の実例の中から見ていきましょう。水回りをメインにしたり、収納を充実させたり、部屋をつなげてLDKを広くしたりとさまざまなパターンがあります。

【実例1】水回りを中心にリフォーム 
当社リフォーム実例

キッチンに無駄なスペースがある点とタイル張りで冷めやすい浴室、その他トイレなどの水回りの老朽化を中心にご相談をいただきました。キッチンのスペースのお悩みは、L字型キッチンと家電カウンターをセットに配置して端まで利用しやすい収納スペースにすることで解決。さらにタッチレス水栓を採用し、ハンドルを汚さずにサッと手が洗え、家族みんなが使いやすいキッチンになりました。


浴室はユニットバスへ変更して断熱性を上げ、サイズアップすることで暖かくゆったりと入浴ができます。また、老朽化したトイレと洗面室は調湿と消臭効果のあるタイルを使ったり、彩りの良いタイルをアクセントにしたりして落ち着きのあるデザインでまとめました。

【実例2】収納を充実させて住まいを快適に
当社リフォーム実例

「北側の部屋の湿気が気になる」とご相談を受けて、部屋と部屋の間にウォークスルークローゼットを設けました。こちらの収納に家族の衣服をすべてまとめて、2つの個室それぞれから使用できるように変更。風も通りぬけ、収納と北側奥の部屋の湿気対策が同時にできました。クローゼットで収納を充実させた分、住空間も広くなりました。


また使いづらかった納戸も棚の設置により収納力をアップ。和室を洋室へ変更したり、廊下とLDKに面した部屋の扉をガラス入りの建具に変更して採光も取り、明るい空間へと変えました。理想の暮らし方にフィットしたリフォームを行いました。

【実例3】リビング横の和室を改修し広々としたLDKに
当社リフォーム実例

閉鎖感のある間取りと水回りの老朽化を改善して、遊びに来るお孫さんと安全に過ごしたいとのご相談を受けました。そこでキッチンの下がり壁を取り払い、開放感のあるLDKに変更。幅広のキッチンカウンターは配膳にも便利で、家族が集まって過ごしやすい空間にしました。


またリビング横の部屋の壁はあえて一部を残し、家族の声を聞きながらも集中できるワークスペースを実現。この「半分つながり」な空間の壁上部分は、木目格子で空間をゾーニングしながら、アクセントにもなっています。床はフローリングで段差をなくすことで、お孫さんが安全に遊びやすい家に丸ごと生まれ変わりました。

2、リフォームの機会に、同工事がおすすめリフォーム
500万円程の予算で行うリフォームの規模は、間仕切り変更や、床の張替えが伴うケースが多く、そんな大掛かりな工事はご自宅で何回もすることはありません。そこでこの機会に同工事をするとコストも手間も抑えられるものを2つご紹介します。

●給排水管の更新工事

配管の寿命は銅管で20~25年、ポリエチレン管は30~40年と言われています。古くなったままの配管はサビや劣化により漏水の原因になりますね。単独工事だと約100万円ほどかかる配管工事の費用も、同時に工事をすることでコストを抑えられます。


配管移設がない場合、工期は水回りのリフォームと一緒に行えば2日~3日ほどです。この機会に配管も交換して安心して過ごしませんか。

●断熱改修

家の断熱性が低いとエアコンが効かず光熱費が上がってしまいます。光熱費の高騰に頭が痛い昨今ですが、冬は結露でカビが発生し、家が傷んでしまう原因にもなります。家も家族も健康的に過ごすためには断熱性はとても大切です。配管と同じく、こちらも同時にリフォームを行うことで経済的です。

工事内容としては、断熱性を上げるためには下記の方法が一般的です。
●壁・天井・床下に断熱材を入れる
●内窓を設置する

【工事費費用の目安】

断熱性を上げる工事には補助金制度があります。これらを使って賢くリフォームしましょう。

3、リフォーム工事で利用できる補助金紹介、また練馬区だけで利用できる補助金もあり

リフォームにはまとまったお金が必要です。その負担を軽減するために補助金を確認しておきましょう。全国規模のものから練馬区限定の制度がありますよ。
※2023年4月時点、全ての補助金事業の制度の適用には条件があります。

A.先進的窓リノベ事業【全国】
いまある窓から断熱性の高い窓への交換や高断熱の内窓設置により補助金がもらえる制度。1戸あたりの補助金は5~200万円です。
※利用製品が一定条件を満たす必要あり

B.こどもエコすまい支援事業【全国】
省エネを目指す場合の補助金です。該当項目のリフォームでれば、子育て・若夫婦世帯関係なく適応になります。節水トイレや高断熱浴槽などの水回りや玄関ドアなどにも利用可能。補助金は1戸あたり新築で100万円まで、リフォームは5~60万円までが限度です。
AとBは併用可能で下記に戸建て・マンション別で適応例をご紹介します。

<AとB併用の例その1>
建物種別:戸建て
施工箇所…内窓13ヶ所・玄関ドア

<AとB併用の例その2>
建物種別:マンション
施工箇所…内窓3ヶ所・浴室

C.給湯省エネ事業【全国】
CO2削減のため効果の高い給湯機を設置する際に補助金が交付されます。補助額は5万円/台で、エコキュートやエネファームと呼ばれるものが対象です。

D.カーボンニュートラル化設備設置等補助制度【練馬区】
省エネルギー対策と地球温暖化の防止の促進のために練馬区がおこなっている補助金制度です。エコキュートやエネファーム、窓の断熱改修が対象になっています。

築20年以上のご自宅のリフォーム費用として500万円ほどの予算で考えている方が多く、実例を見ても500万円でさまざまな工事が可能でしたね。
やはりご相談で多いのはキッチンやトイレなど水回りの老朽化とご家族の状況変化による間取りの変更でした。とはいえ、ご要望もご相談内容もお客様一人一人で違ってくるでしょう。
弊社ではお客様のご希望にそったプランを丁寧に考えてご提案いたします。そして、せっかくリフォームをするなら検討したい配管と断熱の対策。こちらは同時期におこなうからこそコストも手間も抑えられます。水回りや断熱対策には助成金制度も使えるので、その際はぜひ一度ご相談下さい。申請のお手続きもたまわっております。
補助金の利用も検討しながら、お住まいの気になるところをリフォームして快適に生活しましょう。