おしゃれで快適!
トイレ&キッチンリフォーム実例特集
2017年11月21日
毎日使う水まわりは、一番多くリフォームのご相談をいただきます。
中でも、はじめてリフォームされる方が最も多いのがトイレです。今回のリフォームコラムは、そんな「トイレ」について、種類や機能、費用の目安、そしてリフォームのタケウチの実例から特集してご紹介します。
1.トイレってどんな種類があるの?
2. 費用の目安は?
3.おしゃれで快適!トイレリフォーム実例紹介
4.トイレリフォームQ&A
1.トイレってどんな種類があるの?
トイレの種類ってご存知ですか?意外といろいろなタイプがあります。せっかくのリフォームですから、快適で心地いい空間にしたいですよね。最近は暖房便座や温水洗浄機能が標準的についているトイレも多くなってきました。さらにプラスの機能として、消臭機能があったり、自動フタ開閉や全自動洗浄、掃除回数を減らしてもキレイが続くトイレなどがあります。
トイレ本体は主に、「タンクレス便器」「タンク付/ロータンク便器」「収納・手洗い一体型便器」があります。
「タンクレス便器」・・・
コンパクトでデザインもスタイリッシュです。暖房便座や温水洗浄機能が標準的についています。直接水道をつなげますので、連続洗浄ができますが、水圧の低い場所は流れが悪い場合もあります。また水を流すのに電気を使いますので、停電に対応して、手動レバーが付いているものもあります。
「タンク付/ロータンク便器」・・・
便器とタンクが別になったトイレです。暖房便座や温水洗浄機能なしのシンプルなチョイスもできます。タンクがある分スペースを取るので、空間に十分なスペースがあるか確認が必要です。また貯水タンクが低い位置にあるロータンク式もあり、タンクレスと比べると外形寸法がありますが、スッキリしたデザインで、水圧条件を気にすることなく設置ができます。
「収納・手洗い一体型便器」・・・
収納や手洗い器まで一体でコーディネートされているトイレです。収納を増やしたい、来客のために手洗い器が欲しい、そんな方におすすめです。
理想のタイプは見つかりましたでしょうか?
形のタイプだけでなく、機能や清掃性、座り心地も大事なポイントですので、ぜひショールームで体感してみるのがおすすめです。また設置にはスペースの問題や、配管の位置・水圧の条件などもありますので、ぜひ担当のリフォームプランナーまでおたずね下さい。
2.費用の目安は?
便器交換の基本的な費用は、機器代・材料費・工事費と、廃棄費などになります。
内装は含まず、標準的な工事の目安でご紹介させていただきます。
●既存の便器を使って、暖房・温水洗浄機能付便座をプラス
⇒5~8万
●機能が少ない、シンプルなタイプのトイレに便器本体から交換
⇒18~20万
●暖房・温水洗浄機能付のトイレに、便器本体から交換
⇒18~30万
●自動フタ開閉や全自動洗浄トイレに、便器本体から交換
⇒25~50万
内装はそのまま残してリフォームすることもできますが、便器のサイズが変わる事で、床に隙間ができたりする場合もあります。また一部が新しくなると、そのままの箇所の古めかしさが目立ってしまう・・・などというケースもありますので、一緒にリフレッシュするのがおすすめです。コーディネートや選定するものによって大きく異なりますので、予算に合わせてリフォームプランナーとご相談下さい。また工事場所の状況によって追加費用がかかる場合もあります。
3.おしゃれで快適!トイレリフォーム実例紹介
タケウチのリフォーム実例をご紹介します。
トイレのタイプだけでなく、こだわりの内装も合わせてご覧下さい。
タンクレストイレで空間スッキリ!
オリジナリティあふれるトイレ
タンクレストイレに交換、収納を兼ねたカウンターも作り、空間全体がスッキリしました。トイレ本体のタンクがなくなった分、広く空いた背面の壁に、印象的な柄のお気に入りのクロスを貼りました。横のカウンターのある壁には、調湿・消臭効果のあるエコカラットタイルを使って高級感もアップ。こだわりがつまった快適なトイレ空間が完成しました。
和式トイレから洋式トイレに
ある事務所の共用トイレをリフォームしました。和式から洋式トイレに変え、周りの壁は、掃除がしやすいパネルを使いました。グレーが基調の寒々しい雰囲気のトイレから、あたたかみのあるおしゃれな空間に一新しました。入口のドアも共用で使うトイレだからこそ落ち着けるよう、防音性の高い扉に変えました。
おもてなしを感じるトイレ
施主様から「御来客の方のためにも手洗い器があるトイレにしたい。」とご希望いただき、収納・手洗い器付きで、カウンターが一体となったトイレを選定しました。身だしなみが整えられるように手洗い器の上に鏡と、手すりも新たに取り付けました。
収納にお困りの方におすすめトイレ
タンクレストイレに見えますが、収納キャビネットとタンクが一体となったトイレです。タンクレス風で空間もすっきり。キャビネットのグリーンと合わせて、壁紙と床材の素材と配色もこだわり、モダンなトイレが完成しました。
トイレ+洗面台が一体の空間になった、
バリアフリーのトイレ
入口を引き戸に替え、段差解消と間口を拡げてバリアフリー仕様にしました。トイレと洗面台をひとつの空間にして広くなったため、ロータンク式のトイレを選定しました。
4.トイレリフォームQ&A
トイレリフォームについて、よくいただくご質問も一緒にご紹介します。
Q.ウォシュレット(温水洗浄機能付便座)だけの取り付けなら、自分で取り付けできますか?
A.取り付け可能なトイレと不可のトイレがあります。設置可能なトイレならご自身で設置もできますが、止水栓から水を止め、既存排水管の取り外しと分岐金具の設置、便座の交換…と意外と大変な作業となります。また室内に電源が必要になりますので、コンセントの有り無しも、事前に確認下さい。
Q.日数はどれくらいかかりますか?
A.トイレ本体の取り替えの場合、半日から1日程度で可能ですが、位置を大きく変える場合や、手洗い器や収納の新設で内装工事が伴う場合、工事日数が増えることもあります。現地調査の上、工事内容を相談し、工事日数も事前にお伝え致します。
Q.将来のためにも、手すりを付けた方がいいですか?
A.手すりの設置には、固定のため壁の下地が必要になります。今は必要がなくても、10年20年先を見越して、壁下地だけでも入れておくことをおすすめしています。また、手をついて体を支えられる、棚付きの紙巻き器もありますので、お気軽にご相談下さい。
いかがでしたでしょうか?トイレひとつでも、機能、清掃性、デザイン、内装、間取りの工夫、それに予算と、悩みどころがたくさんありますね。リフォームのタケウチではじっくり丁寧なヒアリングから、それぞれのお客様に寄り添ったリフォームを提案致します。ぜひお気軽にご相談下さい。
記事:リフォームのTAKEUCHI リフォーム事業部
次回は「キッチン」についての特集をお届けします。お楽しみに!