スタッフ日誌

みんなに優しい扉!引き戸の魅力と最新デザイン

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  • 2023.02.01
  • 南浦和店

1出典:タチカワブラインド「プレイス・スウィング」

こんにちは、リフォームのTAKEUCHIです。

家の中で何気なく開け閉めしている室内建具ですが、大きさや開閉の仕方、デザインなど気になることはありませんか?

“開き戸より引き戸がいいよね”と、時々お客様との会話ので中で聞こえてきます。
では実際、引き戸は欠かせないどういった点で優れているのでしょうか。

今回はリフォームプランナーの経験を踏まえて、
引き戸の具体的なメリットとおすすめの設置場所、採用時の注意点などを掘り下げてお伝えしたいと思います。

【メリット1】空間の有効利用
0当社施工実例:引き戸なので、すぐそばに家具が置けます。

まず、引き戸は開閉時にスペースを必要としないことから、空間の有効利用があげられます。

開き戸の場合、ドアが開く側の空間は扉が動く分を空けておかなければ全開することができないため、デッドスペースができてしまいます。

引き戸は壁に沿って動くので、デッドスペースが少なくなりますね。

→【メリットを活かしたおすすめの場所】:ドアとドアが重なる場所(ドアが集中する廊下、収納扉が入ってすぐにある居室など)、小さな個室

【メリット2】開け閉めのしやすさ
3

開き戸の場合、ドアを押したり引いたりしながら、体も前後に動かさなければいけません。

また、小さな子供がドアノブに届かず開けられなかったり、車いすでは向きを変えながら開けなければいけなかったりします。

一方で引き戸は止まったままで、また、立っている場所や身長に関係なく開け閉めができます。

→【メリットを活かしたおすすめの場所】:高齢者の居室、バリアフリーにしたい部屋、出入りが多い場所、玄関

【メリット3】換気の調整がしやすい
4当社施工実例:詳しくはこちら

引き戸は好きな位置で開け閉めを決めることができるので、風の通りを調整できます。

風通しのよい場所ですと、開き戸の場合は風に煽られて勢いよく閉まってしまうことがありますが、引き戸はそのようなことがありません。

→【メリットを活かしたおすすめの場所】:風が通る場所、湿気がこもりやすい脱衣室など

このようにいいことだらけの引き戸ですが、注意したい点もありますのでご紹介いたします。

注意点1.設置場所に制限がある

引き戸は戸が引き込まれるスペースが必要です。
そのため左右の壁に余裕がない場所での設置は難しい場合があるため、リフォームプランナーと相談されることをおすすめします。

注意点2.気密性・防音性

通気に優れている引き戸ですが、気密性や防音性では少々劣ってしまいます。

音を気にするお部屋や来客のあるお部屋には開き戸などの方がおすすめです。

注意点3.引き込まれる場所の壁・床

片引き戸の場合は壁に引き込んでいくため、その部分の壁の厚みは、通常の壁の半分となります。

そのため、コンセントやスイッチが設置できなかったり、棚などを取り付けたい場合に十分な強度がとれなかったりします。

プランニングの段階で十分な配慮が必要です。

また、溝やレールの部分にホコリがたまる点も気にされる方も多いです。

ここまで引き戸のメリット、注意点をお伝えしてきましたが、
引き戸をデザインの面で敬遠される方もいらっしゃいます。

開き戸の方が、扉本体のデザインやハンドルや丁番の種類が豊富にあるためです。

引き戸にも様々な機能、デザインの物がでておりますので、一部ご紹介致します。

1.ルーバー付き引き戸
5当社施工実例:詳しくはこちら

こちらは洗面室の出入口に採用した、扉にルーバーがついている引き戸です。

ルーバーを開放すると、扉を閉めたままでも風の通り道をつくることができ、自然の風が住まいの隅々にまで行き渡ります。

2.動く壁のような引き戸
6出典:サンワカンパニー「ノッポ」

天井高までの高さの扉で、枠をスリムにすることで扉面材を活かしたデザインです。すっきりとした空間を演出できます。

3.モダンな玄関引き戸
630×630当社施工実例:引戸の玄関に変更。片側が網戸になり、風を取り込めます。

玄関で引き戸というと和風の住宅をイメージされる方も少なくないと思います。
シンプルでモダンなデザインの引き戸もあります。

いかがでしたでしょうか。引き戸ご検討の際にはぜひお気軽にお問い合わせください。