住まい・暮らしのリフォームコラム

みんなのリフォーム実例 【コラムVol.13 part1】 

疲れを癒すご褒美タイム♪ お風呂・洗面室のリフォーム実例&中古リノベの実例をご紹介

2020年9月4日

タケウチのリフォーム実例を集めた「みんなのリフォーム実例!」、 今回は「お風呂・浴室リフォーム」をご紹介させていただきます。 浴室は、築10年くらいから給湯器の故障、築15~20年を迎えると、設備の老朽化や汚れ、カビなどが目立つようになり、リフォームを検討される方が多くなります。 また、浴室の寒さ、段差の解消など断熱性や安全性と言った理由からも、リフォームされるケースがあります。 今日は、現在のお住まいの浴室の種類から、リフォーム方法、選び方、さらに、最新の便利な機能も含めてリフォーム実例までご紹介致します。

 目次
1.浴室の種類
2.浴室のリフォーム方法
3.浴室の選び方
4.浴室おすすめ機能
5.浴室リフォーム実例紹介

1.浴室の種類

まずは、現在のお住まいの浴室タイプを確認ください。お風呂のタイプは主に、「在来浴室」と「ユニットバス」に分られます。 「在来浴室」は、床・壁の防水工事を施しながら、モルタルとタイルで仕上げる工法です。古くから日本で行われている在来工法という方法で、戸建てのお住まいでよく見られます。一方「ユニットバス」ですが、あらかじめパーツとなっている浴槽や洗い場を組み立てて完成させる浴室です。マンションや集合住宅・ホテル、最近は戸建てのお住まいも多く採用されています。

在来浴室

ユニットバス

2.浴室のリフォーム方法

・在来浴室から在来浴室へリフォーム

既存の浴室の雰囲気や広さをそのまま残したい 、ユニットバスの素材感やデザインが好きではない、 そんな方は、在来浴室のリフォームがおすすめです。 自由な設計でリフォームできるので、旅館のような 浴室も造作できます。 しかし、湿気や老朽化による水漏れで土台が腐食 している場合が多く、造作+補修と防水工事のコストで、 費用が高くなる傾向にあります。

 

 

 

 

・在来浴室からユニットバスへリフォーム

既存の浴室を取り壊し、ユニットバスを設置するリフォームになります。ユニットバスに変わることで、断熱性がアップしたり掃除がしやすくなるなどのメリットがあります。 工事は、土台の腐食部の交換が必要になる場合が多いですが、7日間ほどでリフォームでき、在来浴室リフォームより費用を抑えつつ、短期間でリフォームできます。

 

 

 

 

・ユニットバスからユニットバス

マンションや集合住宅で多いリフォームです。既存のユニットバスから、最新のユニットバスへ取り替える工事になります。工事期間も短く、3〜5日ほどで完成し、費用も80万円くらいからの予算でリフォームできます。ユニットバスには、たくさんのオプション機能があるので、理想に合わせて選んでみてはいかがでしょうか?

 

 

 

3.浴室の選び方

ユニットバスは規格品であるため、サイズが決まっています。戸建用とマンション用があり、1216、1616などのサイズで表されます。下記はサイズと空間の広さのイメージですが、数値だけでは判断しづらいこともございますので、実際の浴室をショールームで見学し、体感していただくのがおすすめです。

・1014〜〜1316サイズ:団地やマンション向けのサイズ。コンパクトな印象の浴室です。浴槽はひざを曲げて入るくらいになります。

・1616〜1717サイズ:小さなお子様でしたら一緒に浴槽につかることができるくらい。一般的なサイズになります。

・1620〜1624サイズ:洗い場に2人並べる広さ。介護が必要な場合にも快適な広さです。

上記より広い製品もあります。 サイズ選びにおいて、マンションや集合 住宅の場合、設置場所のスペースや条件で 好きなサイズでの設置は難しい場合もありますが、 間取りの工夫でサイズアップできる場合もございます。 リフォームプランナーにご相談ください。

 

 

4.浴室おすすめ機能

規格品であるユニットバスは、さまざまな機能が用意されており、オプションで機能を足すこともできます。中でもおすすめの機能をご紹介します。

・家族が多い、入浴時間がバラバラなご家庭におすすめ「高断熱浴槽」

保温性の高い素材で包まれた浴槽です。お湯の保温性が高く、4時間経っても2.5度程度しか下がらないため、追い焚き回数を減らすことができます。家族が多い、入浴時間がバラバラなご家庭にぜひおすすめです。

出典: LIXIL「サーモバスS」

 

 

 

・お掃除をラクにしたい方におすすめ「自動洗浄機能」

毎日の掃除、面倒ですよね。ボタン1つで浴槽も床も自動洗浄してくれる機能があります。面倒な掃除がネックになってシャワーだけで入浴を済ませる方や、腰を曲げての掃除がつらい方におすすめです。家事の負担を軽減してくれます。

出典: TOTO「おそうじ浴槽」

 

 

 

 

・浴室の湿気やカビが気になる、洗濯物を干したい方におすすめ「浴室換気乾燥暖房機」

20年前までは、浴室換気扇が主流でしたが、乾燥機能がプラスされ、10年ほど前からは、更に暖房機能もプラスした、「浴室換気乾燥暖房機」が登場しました。窓のないマンションの浴室でもカラリと乾き、暖房機能で衣類乾燥もできます。共働きが多い現代の強い家事の味方です。また、暖房機能は、寒さが気になる戸建ての浴室にもおすすめです。ヒートショック防止にも役立ちます。

出典: TOTO「三乾王」

 

 

 

5.浴室リフォーム実例紹介

リフォームのTAKEUCHIで工事を行った、浴室リフォーム実例をご紹介します。こだわりのオンリーワンリフォームをぜひご覧ください。

●こだわりの石目仕上げ在来浴室

在来浴室から在来浴室へのリフォームで、ホテルライクイメージを叶えた実例です。石目調のタイルと、レインシャワー、広々とした浴槽で、海外ホテルのような雰囲気の高級感のある仕上がりになりました。

 

●空間を一体にして、開放感とバリアフリーに対応

在来浴室からユニットバスへリフォームした実例です。壁を撤去することで浴室サイズをアップすることができました。脱衣室もひろがり車椅子も通れる広さです。浴室の段差も解消しました。

リフォーム実例:詳しくはこちらから

●肩湯搭載の浴室で、極上のリラックス空間に

ユニットバスからユニットバスへのリフォーム実例です。肩こりに悩まされていた施主様に肩湯が搭載された浴室を提案させていただきました。「一度味わってしまうと手放せなくなる…!」と大変気に入っていただけました。

リフォーム実例:詳しくはこちらから

いかがでしたでしょうか?

時代と共に浴室は”体を洗うための暮らしの設備”から、”自分の時間を楽しむリラックスできる場所”という認識に変わりつつあります。明日への活力やヘルスケア、バリアフリーも考慮し、安心安全でよりリラックスできる浴室を選んでいただければと思います。

リフォームのTAKEUCHIでは、お客様と一緒に、将来も見据えた暮らしの提案をさせていただきます。

次回は「みんなのリフォーム!」洗面室を特集します。

9月14日更新です。お楽しみに!