住まい・暮らしのリフォームコラム
リフォームのTAKEUCHIでリフォーム・リノベーションを実施させていただいたお客様の体験談や、リフォームスタッフによるプロの対談、リフォームの疑問をまとめた、住まいと暮らしのリフォームコラム「【コラムVol.02.part2】 暮らしのすべてを照らすもの あかりで実現する理想の住まい」です。より快適な暮らしへのヒントにご覧下さい。

リフォームのプロに聞いてみた! 【Vol.02】

暮らし照らすもの あかりで実現する理想の住まい.part2

2017年10月3日

前回に続き、照明士の﨑山昌治さんと、リフォームのTAKEUCHIマネージャーさんとの「住まいの照明・ライティングの対談」をご紹介させていただきます。 前回のお話しはこちらから

参照:Panasonic 内装選びの本リビング収納編

『シニアのあかり』ライティングプランの立て方

TAKEUCHIマネージャー(以下Mさん)私たちも、ワンランク上の空間を実現する上で、照明はなくてはならない提案だと思っています。弊社では特に50代、60代のお客様が多いのですが、「シニアライティング」について教えていただけますか?

当社リフォーム実例:白い光の昼白色は、新聞を読んだり、文字を書いたりする作業に向いている照明です。

当社リフォーム実例:黄色の光の電球色は、あたたかみがあり、ムードもアップ。夕方から夜にかけて、ゆったりするシーンにおすすめの照明です。

﨑山さん視覚の衰えは五感の中でもっとも早いと言われていて、10代をピークに徐々に低下します。具体的にどうなるかというと、見ているものが暗く感じる、外から入ってくる光がまぶしく感じる、色の見え方が悪くなるといったことが挙げられます。
そこでまずは「見やすいあかり」を提案します。当然明るさをアップする必要があるのですが、これによりまぶしさを感じさせてしまうことも避けたい。「デスクスタンドで光源を隠しつつ、手元を照らす」「壁や天井を照らして、広くやわらかな間接光で部屋を満たす」などが、具体的な解決策ですね。

それと、読み書きのときには文字が読みやすい白い光に、くつろぐときは温かな電球色にといった具合で、光の色を変えられるようにするといいでしょう。

Mさんリフォーム工事は、何度も行うものでもないですし、働きざかりの40代のお客さまにも、例えば手すりを付けておくなど、将来に備えた設計をしておくことをお勧めしています。あかりに関しても「安全・安心」を考えた配慮が必要ですか?

 

﨑山さんはい。特に「足元灯」をしっかり設けることをおすすめしています。深夜トイレに起きることを想定し、寝室内、廊下、トイレと、寝室からトイレまでの動線につけておくとよいですね。特に階段など段差がある場合、昇り始めと降り始めは明るくしましょう。
ただしここでも、まぶしさへの配慮は必要です。深夜に明るい場所を通ると、脳が覚醒し目が覚めてしまい、眠りに戻れなくなってしまう。明るさセンサー付きのものなどを上手に取り入れて、深夜の廊下は、足元灯だけで移動できるようにするのが理想的です。

“照明”と”眠り”の関係

Mさん確かに、高齢のお客さまには、「眠りが浅くなる」というお悩みも多いですよね。

﨑山さん眠りには光色が大きな影響を与えます。ホルモンが影響していると言われていますが、人間は、昼間の太陽光の色に近い青白っぽい色を浴びると、眠気が覚めてしまうのです。そこで、眠るための空間である寝室には電球色を使うというのがこれまでの基本的な考え方でした。

しかし、これを裏返すと、青白っぽい光を浴びることで、心地よい目覚めを促すことができるとも言える。そこで寝室に調色ができるライトを設置することで夜は電球色、朝は昼白色と、あかりを変えられるようにすることおすすめしています。

Mさん目覚めまで意識した寝室設計の提案はなかなかできていないですね・・・。

﨑山さん弊社の商品には、目覚めの30分前からほのかな明るさで点灯を開始し、光色を徐々に青白く変化させながら、目覚まし設定時間に全灯するというシーリングライトもあります。心地よい目覚めのサポートニーズは徐々に高まっていますよ。

LEDの光は「色の見え方」があまり良くない!?

参照:Panasonic 住宅照明総合カタログExpert2017-2018

Mさんシニアライティングに注目してお話を伺ってきましたが、今の高齢者の方ってお元気ですよね。第2の人生で趣味を満喫したいと、専用の空間をつくるリフォームも増えています。

﨑山さん 家庭で楽しむ趣味というと、お料理だったり、工作だったり、色の見え方が大事になるものが多いんですよね。最近では、LEDの色の見え方を改善したあかりが注目されています。当社も「美ルック」という商品を出しているのですが、プラスワンライフのあかりとして、ぜひお試しいただきたいですね。

 

—シニア向けのライティングについてお話しをうかがってましたが、目覚めにも光は関係があるのですね。暮らしを快適にすることで、心身の健康にも影響してくることがよく分かりました。次週も「あかり選び」についてご紹介させていただきます。

次回の住まい・暮らしのリフォームコラムは引き続き、
「暮らしのすべてを照らすもの あかりで実現する理想の住まい」
暮らしに快適なあかりについて、さらに詳しく聞いていきますのでお楽しみに。
リフォームのプロに聞いてみた! 【Vol.02  part3】は、10月16日に更新予定です。