住まい・暮らしのリフォームコラム
リフォームのTAKEUCHIでリフォーム・リノベーションを実施させていただいたお客様の体験談や、リフォームスタッフによるプロの対談、リフォームの疑問をまとめた、住まいと暮らしのリフォームコラム「【コラムVol.04.part4】 美しく彩りながら保護する住まいを長持ちさせるための外壁塗装」です。より快適な暮らしへのヒントにご覧下さい。

リフォームのプロに聞いてみた! 【Vol.04】

美しく彩りながら保護する
住まいを長持ちさせるための外壁塗装.part4 

2018年2月19日

前回に引き続き、住宅塗装全般を手掛ける“塗装のプロ”、プログレペイント代表で塗装職人でもある高橋寛之さんと、リフォームのタケウチマネージャーさんによる「外壁塗装の対談」をご紹介させていただきます。<前回のお話しはこちらから>

【外壁リフォームを考える時期】 「耐久」視点から10年を目安に

タケウチマネージャー(以下Oさん)最後に、外壁塗装を考える時期についてアドバイスいただけたらと思うのですが、最初にもお話ししたとおりで、外壁って、日々の生活に直接的な不便を感じさせるものではないだけに、室内より後回しにされがちですよね。

高橋さん一般的に家を建ててから15〜20年経ってからお考えになる方が多いのではないかと思います。「美観」視点で考えるとそれでいいのかもしれませんが、僕たちは「耐久」視点から10年を目安に考えて欲しいと思っています。長い目でみると、10年以内ごとに小まめに塗り直している家のほうが持ちがいいんですよ。

Oさん私も「長期ローコスト」という言い方をしているんですが、外壁がボロボロになってから塗り替えると、何かしら建物がダメージを受けていることが多くて、その補修にかかる金額が高くなるんですよね。

高橋さん外壁に塗装を施すというのは塗膜を作って防水性能を加えることでもあります。塗装が古くなることで、漏水や外壁そのもののひび割れにつながる。塗装業者だけで済むはずだったのに、大工さんや屋根屋さんまで呼ぶことになった、というようなことが起こってしまいます。

Oさん高橋さんが実際に工事に入られて、「これは塗るだけじゃ立ちゆかないですよ」という話になることもあるんですか?

高橋さんはい。ただ弊社の場合は、タケウチさんのようなリフォーム会社さんからご依頼を承る事が多いのですが、必ずお打ち合わせ段階から現地調査に入れらせていただいて、工事着手前にお客さまにリスクをご説明するようにしていますので、多くはないですね。

塗装業者との信頼関係を築く

Oさんよく外壁塗装の訪問販売でカビやひび割れの指摘を受けて、不安になった、とご相談にみえる方がいらっしゃいます。普段意識して外壁を見ることは少ないですし、特に都会の住宅環境では、自分たちではどう頑張っても見えないということもあります。突然人から指摘されたら不安になるのは当然ですよね。自分で見極められたらいいな、と思うのですが、どんな変化が現れたら塗り替えを考えるべきなのか、教えていただけますか?

高橋さん素材にもよりますが、手でこすって白い粉がつく「チョーキング」が起こっていないか、日当たりの良いところで、色が変褪色していないか、というのを半年〜1年に一度チェックしてみるといいですね。

当社リフォーム実例:外壁のメンテナンスと合わせて、玄関ドアの交換と位置も変えました。壁も石目調のタイルで仕上げました。

Oさん色選びのお話の中で、付帯塗装のお話がありましたが、通常、雨樋、ベランダ、破風や庇なども、外壁と合わせて塗っていきます。その意味では付帯部分の修理や交換と一緒に考えたほうが、効率がいいですし、長い目で見たご予算も押さえられますね。

それともう一つ外壁塗装と一緒におすすめしているのが玄関、給湯器の交換です。特に給湯器は、通常取り外して裏の壁を塗るということは行わないので、ある意味で塗り残ってしまう。

高橋さんそういう点で、タケウチさんのようなリフォーム会社さんに総合的に診断してもらうほうがいいのかな、と思います。よく、「外壁塗装ってだいたいいくらかかるの?」という質問をされて困ってしまうのですが、塗料によって金額が変わるだけでなく、足場の設置の有無、付帯塗装の有無などさまざまで、一般化できません。逆に言うと現場調査を行わず目視だけで見積もりを出したり、塗料名や塗装面積の根拠なく「一式」の項目で見積もりを出したりする業者には注意が必要です。

Oさんまとまったお金が必要になる工事でもありますし、業者さんとの信頼関係を築いてから進めたいですね。どうしても軽視されがちな外壁塗装ですが、家の資産価値を維持するためにもとても重要なものです。まずは一度ぐるっと家の周りを歩いて眺めてみて欲しいと思います。

高橋さん、今日はありがとうございました。

― 大切なお住まいを長持ちさせるためには、1年に1回のチェックと、10年を目安に外壁塗装のメンテナンスを検討した方が安心ですね。また雨漏りなどが起きる前に、あらかじめ相談できる業者を調査し、事前に選んでおくと困らないかもしれません。

いかがでしたでしょうか?

4回にわたって住まいのリフォーム、外壁塗装をお届けさせていただきました。

次回はお話しが変わります。

住まいのリフォームコラム 【Vol.05】は、3月から更新予定です。お楽しみに!