住まい・暮らしのリフォームコラム

メーカー&職人インタビュー 【Vol.16】

住まいに風合い豊かな無垢材を取り入れ いつもいつまでも心地よい空間をつくる.part3

2021年2月12日

1935年に木材業として創業し、木との対話を通して、自然と人との調和から生まれる心地良さを提案している、株式会社ウッドワン。中でも無垢の木を使った床材は、創業当初から良質な住まいづくりに欠かせない建材として広く流通し、現在はキッチンや洗面台、建具、ファニチャーまで、無垢材の製品を展開しています。また、自社で製品づくりに必要な植林活動も行い、地球環境からも社会貢献を重視そこで、販売に従事されている、開発営業部の菅さんと竹本さんに、お話を聞いてきました。 ※撮影に際しては、感染防止策を講じ、撮影時のみマスクを外しています。

3. 建材から水まわりまで 木目を生かしたコーディネート

無垢ならではの世界に一つだけのキッチン

Kさん以前、お客さまと一緒にこちらのショールームにおじゃましまして、キッチンを選ばせていただいたことがあるのですが、その時にポイントになったのが、既存の空間との相性でした。 そのお客さまお宅は、もともとフローリングが無垢で、張り替えるのはもったいない感じだったので、そのまま残すことにしました。リフォームは、老朽化したキッチンだけを取り替えることにしたのですが、既存の空間に馴染むキッチンがなかなかなくて・・・。かなり長く悩まれていたんですよ。 いろいろなメーカーのキッチンを見て回ったのですが、新しいキッチンだけがどうしても浮いてしまう。そんな時にここで無垢の良さを生かしたキッチンを目にし、即決でした。

菅さん それはよかったです!無垢のキッチンや無垢の洗面など、製品単独での魅力もあるのですが、弊社の強みとして、同じ木材で、床も、収納も、室内全体を同じ木材でトータルコーディネートできる、というのがあります。

出典:ウッドワンカタログ「suiji(2020)」

竹本さん キッチンメーカーさんの製品にも木目シートのキッチンは増えていて、しかも今は本当に技術が発達しているので、本物の無垢材と見分けがつかないほどキレイに木目を表現されています。ただ、シートの木目はやはりプリントですので、ある程度の規則性みたいなものが出てしまって、逆に不自然になることがあります。特に、つなげていく時に、違和感が出てしまうんですよね。ところが本物の木の場合は、たとえ木の色や木目の出方が揃っていなかったとしても一体感が出るんです。だから、室内全体を意識して、床とキッチンを合わせたいというような場合にもうまくコーディネートできます。

出典:ウッドワンカタログ「suijiニュートラルカラーカタログ(2020)」

Kさん どれも素敵ですね。無垢でありながら、“むくむく”していないというか、ナチュラル路線以外のものも多くて、インテリア性の幅がこんなに広いのかと驚かされます。

竹本さん 木の種類では、パイン、オーク、メープル、ウォールナットの4種類があって、年齢層が上がるにつれて濃い色をお好みになる傾向があったんですが、最近は若い方にも濃い色が人気ですね。 色を塗ったバリエーションも豊富に出しています。新色でアッシュカラーに代表されるような、くすみがかかった色のラインを出したんですが、自然素材によくマッチします。 天板や取っ手のバリエーションも豊富にありまして、自由に組み合わせていけます。

Kさん 最近はキッチンを「カフェ風」にしたいとおっしゃるお客さまが多いですね。

竹本さん カフェ風を目指される方に人気なのが、ステンレスの天板との組み合わせです。木との相性が良く、傷も付きにくくて、値段も人工大理石とそんなに変わらないんですよ。

菅さん 組み合わせ方豊富で、さらに木目も一つひとつ違うので、世界に一つだけのキッチンが出来上がります。

 

 

木目を生かした見せる収納

出典:ウッドワンカタログ「無垢の木の収納カタログ(2020)」

Kさん 御社の製品では、オープン棚も人気と聞いています。無垢の木の収納は部屋に温もりを与えますね。

竹本さん 壁に付けるタイプだけでなく、部屋の真ん中に入れるようなタイプもあって、ライフスタイルにあわせてフレキシブルに設置、変更できるような製品を多くそろえています。特にリビングなどでは、「隠す収納」だけでなく、よく使うものは、生活動線上に置くようにする、「見せる収納」を取り入れるという発想ですね。

「ゾーニング」の考え方で、一段目はお父さんのもの、真ん中はお母さんのもの、下はお子さんのものを置くといったように、収納物に合わせた、オリジナル収納をつくることが可能です。

 

――理想の住まいや暮らし方は住人十色。好みの色・カタチ・テイストを1つ1つ選んでいくことで、世界に1つだけの住まいができます。あなただけの心地いい住まいで、家族との時間がもっと楽しくなりそうですね。

このお話は、リフォームのプロに聞いてみた【コラムVol.16 part4】に続きます。お楽しみに!

 

リフォームコラム 【Vol.16 part4】は、2021年2月26日頃に更新予定です。