質の高い暮らしをもたらす 使う人の気持ちを豊かにするインテリアアクセサリー.part2
2021年9月24日
洗面室やトイレのタオル掛けやトイレットペーパーホルダー、ランドリーフック、玄関まわりの棚やなど、多種多様なインテリアアクセサリーがずらりと並ぶ、KAWAJUNハードウェアショールーム。リフォームのTAKEUCHIのプランナーHさんが、質感や使い心地を体感しながらお話を伺ってきました。 ※撮影に際しては、感染防止策を講じ、撮影時のみマスクを外しています。
2. デザインを追求した製品開発
自社デザイナーによるこだわりの物づくり
Hさんお家って住み始めると、やはりいろいろ気づくことが出てきますよね。間取りや動線もそうですが、インテリアや細部のデザインも自分の好みや居心地の良さを追求したくなります。一人ひとりのお客様らしさを表現するお手伝いすることは、TAKEUCHIのリフォームプランナーの仕事なので、素材探しは本当にいつもカワジュンさんの製品に助けられています。なので御社製品のデザイン性の高さがどんなところからきているのかが知りたいのですが。
鈴木さんありがとうございます。先ほどお話したように、弊社にはハードウェアだけでなく、パブリック、ホテル、メディカルなどといくつかの事業部に分かれているのですが、それぞれの事業部ごとにデザイナーが在籍していて、全ての製品を社員がデザインし、企画・開発しています。
Hさん自社のデザイナーさんなんですね!それは驚きです。デザインに対してはどんなこだわりがあるんですか?
鈴木さん「同じものを作らない」「今まで世の中になかったもの」というのが弊社の開発のキーワードで、「市場にあるものと被らない、新しいものを作る」そこが一番のポイントでしょうか。いい製品をお届けすることでお客様に貢献するというのがトップの一貫した考え方で、品質へのこだわりはものすごく強い会社だと思います。
一般の方にもそんな製品が届けられるよう、全国に約60店舗あるインテリアショップ「KEYUCA(ケユカ)」も、弊社の事業の一つなんですが、そのKEYUCA事業部も含め、オリジナルの製品づくりにはこだわっています。
Hさんそうなんですね!KEYUCAも御社のブランドだとは知りませんでした。どの製品も使いやすくって、よく購入させていただいてます。
鈴木さん誕生から20年ほどですが、おかげ様で人気のブランドに成長しました。
顧客ニーズを形に変える開発力
Hさんカワジュンさんらしさの要は開発の部分にありそうですね。
鈴木さんおっしゃるとおり、開発にいちばん力を入れています。営業担当がお客様のニーズを吸い上げ、徹底的な自社内開発で製品化していく。その開発力が弊社の強みです。先ほどお話ししたとおり、「今まで世の中になかったもの」をキーワードにずっと動いてきていますので、毎年、数多くの特許、実用新案を創造しています。それと、お客様の声を聞いてから形に変えるまでのスピードが非常に早いのが特長ですね。
Hさん先ほどの、コロナ感染症対策の足踏みのボトルスタンドがいい例ですね。
鈴木さんそうですね、まさに営業担当が現場のニーズを吸い上げてきて、そこに足踏みというプラスアルファの価値を付け、スピーディーに市場に投入していったという風に聞いております。自社内開発ですので、ハイスピードで実現できるというのと、もう一つ最終的な製品価格が安く押さえられるというメリットもあります。
Hさん確かに御社の製品は、大手メーカーと比べておすすめしやすい価格に納まっているという印象があります。良い製品を使った良い工事を、納得していただける価格でお客様に提供したいという弊社の考えにぴったりです。小さい物でも重なるとそれなりな費用になりますので、製品選びの一つ一つからもリフォームプランナーのセンスが問われます。カワジュンさんのような、いい製品を自社努力によって安く提供するメーカーさんって本当に助かるんです。
鈴木さんありがとうございます。こだわり抜いた製品が、お客様のもとに届いて、使っていただいて、感動していただけたら嬉しい限りです。 また、実際使っていただいたお客様の声が新たなアイデアの源になりますので、TAKEUCHIさんのような現場の方からも、意見が伺えるのは貴重な機会です。
――「いい製品をお届けしたい」という想いが、ニーズを形にする力、デザインへのこだわりに表れているんですね。次回は、空間をワンランクアップさせる、インテリアアクセサリーの選び方について伺ってきます。
河淳株式会社 東京店 ハードウェア事業部鈴木 岳大さん
ドアのレバーハンドルやタオル掛け等、多種なインテリアアクセサリーを取り揃える、河淳株式会社。流通、医療、ホテルとさまざまな現場の顧客ニーズを汲み取り、自社で製品開発から製造、販売まで行うことで、洗練されたデザインの高品質な製品をすばやく市場に展開。その中でリフォームや新築住宅を専門に営業を担当されている住宅インテリアのプロフェッショナル。
取材・文:Amiko KOGA (Escript) 撮影:Kotaro KIKUTA
リフォームコラム 【Vol.20 part3】は、2021年10月8日頃に更新予定です。