住まい・暮らしのリフォームコラム

メーカー&職人インタビュー 【Vol.21】

自然との一体感が心地いい お庭やベランダの外空間を楽しむ新しい暮らし方.part4

2021年12月24日

国内トップクラスのガーデニング関連製品を取り揃え、プロはもちろん、一般のお客さまも実物を見て触って見学することができるTakasho(タカショー)ショールーム。和風洋風、様々なガーデンスタイルに対応したガーデニングファニチャーもならび、コロナ禍で注目されているアウトドアリビングを体感しながらお話を聞いてきました ※撮影に際しては、感染防止策を講じ、撮影時のみマスクを外しています。

4. 先進的技術を用いた より快適な暮らしの提案

部材選びのハードルをなくすパッケージプラン

Tさん「5th ROOM」のつくり方のお話をうかがって、屋外の快適な空間のポイントはわかりましたが、どの製品をどう組み合わせていけばいいのでしょうか?

真茅さんはい。製品の種類もシリーズもたくさんあり、皆さまそこが採用いただくにあたっての壁でしたので、最近はパッケージプランをご用意しています。「5th ROOM」をつくるのに必要な部材を組み合わせてパッケージしたものなのですが、基本的には先ほどのルールを押さえてご用意していますので、ここから選んでいただくという形でもいいのかなと思います。

出典:タカショー スタイルパッケージプランカタログ /テラスだけでなく、玄関や門扉、カーポートなども含めた空間をパッケージにして提案。ノルディックやカジュアル、和モダンなど、好みのスタイルから選ぶことができる。

Tさんパッケージになっているとイメージしやすいですね。

真茅さんパッケージでも豊富なカラーバリエーションからお選びいただけますので、色を変えてあげることで、北欧風のモダンな感じ、ナチュラルな感じなどテイストが異なる空間をつくり込むことができます。

Tさんこんなテラス理想ですね。リモートワークに使ってもいいですし、息抜きに休憩するスペースにしてもいいですし。見るだけでワクワクしちゃいます。コロナ禍でおうち時間が増えていることを考えると、人気な理由がわかります。

真茅さんパッケージプランは、庭まわりだけでなく、玄関、門扉周りでもご用意していますので、おうちの外観をトータルコーディネートすることも可能です。

 

 

 

最新映像技術、ARやVRを用いた可視化サービス

出典:タカショー ホームぺージ

Tさんタカショーさんが、コロナ禍で新しいサービスの試みもはじめていると聞きました。それがこの「AR」ですね。

真茅さんそうなんです。「メタバガーデン」というアプリです。AR=拡張現実という意味ですが、弊社の製品が、実際のお住まいに設置してるかのようにシミュレーションできる技術です。アプリは無料でダウンロードしていただけますので、スマートフォンをお持ちならどなたでも体験できます。

真茅さんアプリを立ち上げると、このようにイメージとして出せるアイテムが一通り入っていますので、どれかお選びいただいて……、例えばこのデッキを選んでみますね。あとは、設置のシミュレーションをしたい場所にスマホやタブレットを向けるだけで、端末のカメラ越しに仮想で設置ができる、というわけです。

Tさんおぉっ!そこにあるように見えますね。これはわかりやすい! これがいつでも自分の家でできるわけですね。今までであればCADで描いてもらっていましたが、時間もかかるし、平面でイメージができなかったんですよ。これなら、早い上かなりリアルにイメージできますね。

出典:タカショー ホームぺージ

真茅さん地面を感知するので、サイズ感を正確に確認できますし、このように画面上のアイコンを押すだけで、色を選ぶこともできます。目隠し一つするにも、いざ設置しようとなると、高さはどれぐらいあったほうがいいかな…とか、家の外壁に合うのはどの色かな…とか、いろいろと悩む部分が出てくると思いますが、納得いくまで、いくらでもお試しいただけます。

Tさん技術の力をまざまざと感じます。これをやってみることで、“夢のまた夢”“想像もできない”という感覚だったテラスも一気に現実的になるんですよね。

真茅さんまた、パッケージプランについては、VR=仮想現実での体験も可能です。スマートフォンやタブレットで製品カタログにあるQRコードを読み込んでいただくことで、ご自身がその場で立ってみているかのように、上下左右360度ご覧いただけます。

出典:タカショー ホームぺージ

Tさんタカショーさんは、このショールームも自体も、VRで見学可能なんですよね。 実は今日事前に体験してからここにお邪魔したんですが、実際のショールームとVRの差がなく、まさにそのままで驚きました。

真茅さんこれから先も感染症対策は必要ですし、こうした技術をで、遠方の方が足を運ばずとも、ショールームをご活用いただけると嬉しいですね。

Tさんこうした最新技術を用いたツールは全て、コロナウィルスの感染拡大が始まってから開発に着手され、数カ月後にはリリースされていたとのことで、ニーズを捉えてからの動きの速さに驚きますし、ここに御社の急成長の秘訣を見た思いがしています。その点でもいい刺激をいただきました。 真茅さん、今日はありがとうございました。

――お庭やベランダの外空間を楽しむ新しい暮らし方、理想のスタイルは見つかりましたでしょうか?ワクワクするような暮らしの理想をぜひプロに相談してみてください。

 

リフォームコラム 【Vol.22】は、2022年1月頃に更新予定です。