住まい・暮らしのリフォームコラム

リフォーム体験談 【Vol.17】

常に“ 今 ” 快適な暮らしを実現するリフォーム.part3

2021年4月9日

TAKEUCHIでリフォームをしていただいた、T様の「リフォーム体験談」をご紹介します。 T様とTAKEUCHIのお付き合いは10年以上。今では、同じ建物の階下に暮らしておられるT様のお嬢様ご家族を含めてのお付き合いとなり、リフォームプランナーのSさんは、T様邸を訪れる度に、お孫さんたちの成長ぶりに目を細めています。 長年続くお付き合いの背景には、「ライフステージに合わせて快適な暮らしを考えていきたい」というご夫妻の家に対する考え方がありました。 《撮影に際しては、感染防止対策を行い、撮影時のみマスクを外しています。》

3. 家を快適にすることで 暮らしの満足度は上がる

−−改装の“才能”と言えるほどに、家の使い方のアイデアを柔軟にお持ちのT様ご夫妻。お話を伺ってみると、奥様の溢れ出るような発想の源泉には、ある家に対するお考えがあったようです。

旦那様最初に僕らが住んでいる2階3階をリフォームして、そのすぐ後に、元々母や叔母たちが住んでいた1階を、いずれ子ども家族が暮らせるようにとリフォームしたんだよね。紆余曲折あったけど、結局その1階には、娘家族が住むことになって、気付いたら子ども5人の大家族になっちゃったから、毎日うるさい、うるさい(笑)。

Sさんでも、下にお嬢さん夫婦が住まわれていて、常にお孫さんたちのにぎやかな声が聞こえてくるって、理想的じゃないですか。

奥様これでいったん家族構成の変化に合わせたリフォームというのは終わったのかな、と思ってたんだけど、孫たちが成長した後はまたどうなるかわからないし、私たちのどちらかが一人になってからも、楽しく暮らせるようにしておかないといけないし。この先もまだまだ、終わりはないのかな。ただね、家族の変化に合わせて家をいろいろ変えていくのは自然なことだと思うのよ。変化は必ず起こるんだし、その都度、“今”快適な暮らしを考えないと。結果としてこの10年、Sさんとは定期的にお会いしてますよね。

Sさん最近は、だいたい下の階に暮らしておられるお嬢さんから電話かかってくるんですよ。いわば奥様のマネージャーさんみたいな感じで(笑)。だけど、奥様のアイデアが斬新すぎて、電話じゃよくわからない。それで「とりあえず行きます」って言って、直接見せてもらいながらお話を伺って、「あーなるほど」、となる。しかしさあどう実現するか、と事務所に持ち帰って、施工に詳しいスタッフや職人と相談。その繰り返しでしたね。

 

旦那様予想がつかないでしょう?(笑)妻は普通の人より快適さへのこだわりが強いんですかね。とにかく居住空間が気に入らないと嫌がるんだよ。だから旅行にいっても、部屋がたばこ臭かったり、うるさかったりすると大変で。最近じゃついに、旅行はいかなくていい、って言い始めてね。

奥様だって、Sさんのおかげで家がよくなっちゃったから。お金払ってまで自分の家より快適じゃないところに行きたくない、って思うようになっちゃって。特に年をとってきて、体力も衰えてきたでしょう。私、年を取ったらよりいっそう、家は快適にしておくべきだと思ってるんですよ。年を取るとどうしても出掛けることが減ってきて、家で過ごす時間が長くなるから、家を快適にすることが、生活の満足度を上げることにつながると思うの。

Sさんなるほど、それはそうかもしれないですね。 この先も、快適さにこだわって家を変えながら暮らしていかれるんだろうな、という想像ができます。

旦那様ただ、資金のことをまったく考えないで言っちゃうからね。そこは僕が大変なんだけど(笑)。

「家を快適にすることで、暮らしの満足度が上がる」というお考えのもと、リフォームを繰り返してこられたT様ご夫妻。 家族の変化やライフステージ合わせて、“今”快適な暮らしを追求するという奥様の「快適さへのこだわり」は、家族への愛情の強さの現れなのでしょう。

お話は【コラムVol.17 part4】に続きます。お楽しみに!

次回も「常に“ 今 ” 快適な暮らしを実現するリフォーム」、

リフォーム体験談! 【Vol.17 part4】は、4月23日に更新予定です。