住まい・暮らしのリフォームコラム

リフォーム体験談 【Vol.22】

家族一緒という安心感 想い合う気持ちがカタチになった二世帯住宅リフォーム

2022年1月7日

TAKEUCHIでリフォームをしていただいた、N様の「リフォーム体験談」をご紹介します。 N様邸は1階で生花店を営んでおり、リフォームを機に2階にはN様ご夫婦が、3階には息子様ご夫婦とお孫さんが住まれるようになりました。三世代同居の二世帯住宅での暮らしがスタートしましたが、付かず離れずの程よい距離感で快適に過ごされているようです。
※撮影に際しては感染防止策を行い、撮影時のみマスクを外しています。

1. リフォームの決断は、パズルのピースがはまるような偶然の重なりから。将来を見据えた最善の選択。

−−親・子・孫の三世代で同居をすることになったN様邸。リフォーム以前は、お互い近所であるものの、別々のお住まいでした。同居することになったきっかけがあったのでしょうか?N様邸の家長であるお父様にお話をうかがいました。

N様邸のお父様。取材にあたり、素敵な着物姿でキメて来てくださいました。

お父様2020年の夏だったかな?水道局から「水漏れをされているようです」と電話があって、業者さんに調べてもらっても原因がわからなくて。人間と同じで、家も歳をとってくるとあちこちガタが来るんだよね。そうこうしていたら自分の腰も悪くして、息子夫婦が手伝いに来てくれるようになってな。

リフォームのタケウチ プランナー Tさん(以下Tさん)もともと息子様ご一家も近くに住んでらっしゃって、こちらの建物の1階の店舗を仕事場にされてたんです。ご両親の身体の事も心配されて、仕事で来る以外にも、一緒に過ごす時間が長くなってきていたと聞いています。

タケウチTさん。今回N様邸のプランから施工管理まで一貫して担当。リフォームプランナー歴15年を超えるベテランです。

お父様まぁ、我々は老いてくるし、息子夫婦は毎日店に通ってくるのにマンションの家賃を払うのももったいない。そんなとき嫁が、「一緒に住みませんか?」と言ってくれて。

Tさん息子様ご夫婦も、将来の暮らしや家のことを考える年齢になってきたしということで、色々な事情が重なったんでしょうね。

N様邸リフォーム前の様子。耐火建築物のため重量鉄骨で造られ、解体後もしっかりとした鉄骨が残ってました。

お父様この家はさ、建ててから39年経っていたけど、地元で長年信頼されている工務店さんに依頼したんだよ。鉄骨造ですごくしっかりつくっているから、壊してしまうにはもったいないと思っていたんだよね。

Tさんそうなんです。N様のお宅は幹線道路沿いにあるから鉄骨造で造られていて、土台も構造もすごくしっかりしていました。それに、防火地域なので新築で一からつくるとなると、耐火建築物にする必要があり、金額がかなりかかる上、建物はひと回り小さくなってしまうんです。一方、リフォームなら建物は重量鉄骨でまだ大丈夫だし、広さもそのまま使えます。

お父様そう、いいものはずっと使えるんだよ。だから「あるものは使いなさい」と、息子にも言ったんだよね。

Tさん私が初めに相談を受けたときには、新築にするかも迷われていましたが、色々なことが重なって、パズルのピースみたいに「リフォーム」という選択がぴったりはまりました。

お父様それに、顔が見える距離っていうのかな、信頼をおける地元の人にやってもらうのが一番いいと思うんだよね。何かあればすぐに来てくれるじゃない?いろんなリフォーム会社さんからの営業も多いけど、飛び込みは受け付けないね。

Tさんその点でも、私共の店舗はN様のお宅から徒歩10分圏内にあって、地元の方々との信頼関係を大切にしながら地域密着で14年やっています。
また私共も、弊社のイベントや竣工したお客様へのお祝いのお花をN様のお店に頼んでいたんです。そんなご縁もあって、今回のリフォームのご相談をいただきました。N様のお住まいと弊社の店舗が近かったのは偶然ですが、これもパズルのピースみたいにはまったことですね。

 

 

さまざまなタイミングが重なって、フルリフォームを決意されたN様。地元の信頼できるところに依頼するのがいいとお考えのN様と、地域密着型で対応をしているTAKEUCHIとのご縁がつながりました。【コラムVol.22 part2】では、今回のリフォームで重視されたポイントについてお話しいただきます。お楽しみに。

次回も「家族一緒という安心感 想い合う気持ちがカタチになった二世帯住宅リフォーム」、リフォーム体験談! 【Vol.22 part2】は、1月21日に更新予定です。