TAKEUCHIでリフォームをしていただいた、N様の「リフォーム体験談」をご紹介します。 N様邸は1階で生花店を営んでおり、リフォームを機に2階にはN様ご夫婦が、3階には息子様ご夫婦とお孫さんが住まれるようになりました。三世代同居の二世帯住宅での暮らしがスタートしましたが、付かず離れずの程よい距離感で快適に過ごされているようです。
※撮影に際しては感染防止策を行い、撮影時のみマスクを外しています。

2. 考えたのは家族みんなの暮らしやすさ。大事なものは残して便利にスッキリと。

−−N様邸のリフォームは2020年の夏から打ち合わせを始めて、年末に契約、年明けから施工となり、2021年6月には新居に入居されるという流れでした。プランの決定、家の片付けなどはスムーズに進んだのでしょうか。

Tさんフルリフォームとなると、決めることがたくさんありますし、施工前にご家族みなさんの持ち物を整理するのも大変だったのではないですか？

お父様今回、息子夫婦のほうで「こういうふうにしたい」ということがはっきりしていたみたいだからね。私はいっさい口出ししませんよ。リフォームについて相談されたとき、「二人で調べて全部決めて、決まったら報告しろ」と言いました。「老いたら子に従え」ですから(笑)。でも、ちゃんと我々の希望は聞いてくれてね。

リフォームのタケウチ プランナーOさん(以下Oさん)息子様ご夫婦には、主にお店の定休日だった火曜日の夕方にお時間をいただいて、打ち合わせを重ねていきました。色々とお話を伺ったうえで、まず図面を3パターンほどお出ししたんです。そして、その中で一番ご希望に近そうなものを少しずつ調整していきました。

お父様間取りはすごくよくなったね。前は1階がダイニング、3階が寝室で、2階に風呂や便所があったのよ。若いときはそれでよかったけど、3階から2階に降りるのもきつくなってさ。今は希望通りにしてもらって、トイレは寝室のすぐ前にあるし、楽で助かるよ。

Tさんお父様とお母様が暮らしやすいよう、2階のワンフロアに寝室とキッチン、リビング、バス、トイレなど、生活に必要な機能をすべて揃えたんですよね。あとは、できるだけ室内の段差をなくし、手すりを取り付けるなどバリアフリー仕様にしました。

お父様部屋がたくさんあっても物置になるくらいなら、一部屋で十分なんだよ。だんだん老いてきて、そろそろ整理しなくちゃと思っていたけど、この機会にできてよかった。我々はものを捨てられない時代に育ったけど、大事に取っておいても使わないのよ。だから捨てて正解なの。

Tさんお父様は今日も着物をお召しになられていますが、和装がお好きなんですよね。着物や下駄はいいものをたくさんお持ちなので、きれいに保管しておいて、必要なときはすぐに出せるようにとのことでした。お父様の部屋のそばに、お父様専用の下駄箱も作らせていただいて。

お父様着物は好きで、タンスにぎっしり。もう買わないけどね。革靴は持っていないけど、下駄はたくさんあるんだよ。ほかの家族は1階の大きなシューズケースを使っているけど、私だけ特別だよ(笑)。

Tさんお引き渡し後、物を戻すのも大変だったと思いますが、ご家族で上手に収納を使い分けて、きれいに片付けられていますね。

お父様今回、片付けできたから、この先も各自の収納場所を決めておけば、これ以上余計なものが増えないし整理しやすいでしょ。キッチンも息子夫婦の趣味だけど、落ち着いた感じになったしね。あと、二重サッシだっけ？効果抜群よ。結露も気にならなくなったし、部屋が静かになったのもよかった。以前は街道を通る車の騒音がひどかったけど、二重サッシにしたら、まったく気にならなくなったよ。

Tさんよかったです！これで夜もゆっくり寝られますね。こちらの窓工事には補助金制度もご利用いただけましたし、結露の軽減で、大切な着物を保管している桐ダンスにも、カビが生えてくることもなくなると思います。

 

 

 

 

−−忙しい中で何度も打ち合わせを重ね、家族の暮らしやすさを考えたリフォームを叶えたN様。【コラムVol.22 part3】では、住居と同時に行った店舗のリニューアル、工事中の仮住まいとなった、TAKEUCHIのコンセプトルームを活用された感想などをお話しいただきます。お楽しみに。