住まい・暮らしのリフォームコラム

リフォーム体験談 【Vol.22】

家族一緒という安心感 想い合う気持ちがカタチになった二世帯住宅リフォーム.part4

2022年2月18日

TAKEUCHIでリフォームをしていただいた、N様の「リフォーム体験談」をご紹介します。 N様邸は1階で生花店を営んでおり、リフォームを機に2階にはN様ご夫婦が、3階には息子様ご夫婦とお孫さんが住まれるようになりました。三世代同居の二世帯住宅での暮らしがスタートしましたが、付かず離れずの程よい距離感で快適に過ごされているようです。
※撮影に際しては感染防止策を行い、撮影時のみマスクを外しています。

4. 協力し合いながらも干渉はしない。適度な距離感が仲良く暮らす秘訣。

−−三世代で同居されるようになったN様ご一家。食事を共にする機会も増え、家事は分担するなど協力しながら暮らしていると言います。

Tさんリフォームされてから、暮らしぶりは変わりましたか?

お父様とってもグーよ!一番変わったのは、家族で食卓を囲むようになったこと。朝は、孫は学校があるし、息子夫婦は店の準備があるから、我々はゆっくり起きるんだけどね。夕食は揃って食べることが多くて、賑やかになった。

Tさんいいですね!家族の会話が増えると、生活にもハリが出そうですね。

お父様そうそう。食事の準備や後片付けは嫁と妻が協力してやっているし、店が忙しいときは孫と一緒に過ごしたりもするし。孫も今の家について「三ツ星以上の七ツ星だね」と言っているんだって。 ただ、我々は2階で生活していて、息子夫婦と孫がいる3階にはいっさい上がらない。 最初にできあがったときに見てから1度も上がってないかな。 あ、でも1回、「じいちゃん、虫が出た~」って言われたときは行ったかな(笑)。

Tさんお互いに干渉はしないというか、適度な距離感を保っていらっしゃるんですね。

お父様私は江戸っ子気質だから、そうやってけじめをつけているのよ。二世帯住宅にしてギクシャクしてしまう家庭もあるようだけど、うちは「みんな言いたいことを言え、俺も言いたいことを言う」と隠し事はしないようにしているからね。

TさんN様のお宅は、いつも活気があって本当に仲がいいですね。私も訪問する度にパワーをいただいてるような気がします(笑)。そういえばお父様、お花の配達の手伝いをされることもあるとか?

お父様特に用事がないときはテレビを見たりして、ゆっくりしているのよ。でも、何にもしないとボケるからさ、「父ちゃん、ここ行ってくれ」と言われれば、五反田にだって六本木にだって配達に行きますよ。

Tさん家族のチームワークですね。素晴らしいです(笑)。

 

 

−−フルリフォームは、忙しい中で大変だった一方、楽しみながらできたとのこと。仮住まいで利用していただいたコンセプトルームの安心感も大きかったようです。

リフォーム完成後のN様邸のリビング。広くゆったりした空間になり、食卓を家族で囲むことも多くなったそう。

お父様リフォームは、本当にやってもらってよかった。それに住居と店舗がちぐはぐにならずマッチしているところ、暮らしやすい間取りになったことに大満足だよ。息子夫婦もしばらく忙しくて大変だったようだけど、振り返ってみてすごく楽しかったと言っているしね。

Tさんお父様もリフォームは楽しんでいただけましたか?

お父様ええ。いい経験でしたよ。仮住まいにTAKEUCHIさんのお部屋をお借りできたのは助かりました。これからリフォームされる方も、安心材料になるのではないかな。私はずっとここで生まれ育ってるからね、先祖代々大事にしてきたこの地で、仏様を大事にして、最終的にいい結果がめぐりめぐってくるんじゃないかなと思ってるよ。

Tさん本当にそうですね…!私共もお世話になっているこちらの地域に、もっと貢献できるように精進していきます。

リフォームをされたことで、三世代が一緒に暮らすようになったN様ご一家。家族の絆がグッと強まり、みなさんが心地よく過ごしているようです。適度な距離を保ちつつお互いの様子をうかがえる住まいは、一人ひとりが思いやりの心を持ちながら安心して暮らせるカタチなのかもしれません。

次回はテーマが変わります。【Vol.23】は、3月中頃に更新予定です。