住まい・暮らしのリフォームコラム

リフォーム体験談 【Vol.24】

先代から引き継いだ家を大切に維持し続けるためのリフォーム.part3

2022年10月5日

前回に引き続き、TAKEUCHIでリフォームをしていただいた、E様の「リフォーム体験談」をご紹介します。E様のご実家は、お父様がこだわって建てられた木造の戸建て住宅。現在はE様が管理をされており、こまめなリフォームを行いながら家をきれいな状態に保っています。《撮影に際しては感染防止対策を行い、マスクを外しての撮影も含まれています。》

3. リフォームに欠かせないのは信頼関係。見えない箇所までお願いできる安心感。

−−リフォームは建物を改修したり、新しいものに交換したりするだけではありません。しっかりとした信頼関係が築けているからこそ相談できることもあり、早めの対応が可能になります。

Sさん当社でご相談いただく前に、定期的なリフォームを考えたことはありましたか?

E様いいえ。家のお手入れは大事だと思いつつ、壊れたり不都合があったりする前に、リフォームをお願いするという感覚はありませんでした。正直に言うと、今の家の状態はもう使えないわけでもないし、時間も拘束され面倒だなぁ…と思っていたんですけど。でも、今はプロのアドバイスを受けて定期的にリフォームすることは大事だと思います。

Sさんアドバイスなどというとおこがましいようですが…、お家の状況に合わせて適切な判断をすることは必要かと思います。

E様Sさんは聞き上手なので、お会いするたび、つい長話をしてしまいます。話しているうちに「そういえばエアコンも心配なんですよね…」という感じで、別のところもお願いすることが多々ありました。段取りも早くて、スムーズに次のステップへ進めてくださるので、早めに対処できて助かっています。

Sさん何回かお邪魔していると、長年の経験からそろそろあれが交換時期ではないか、今度これをやるといいのではないかといったことが、だいたいわかります。世間話をしているうちに、何か出てくることもありますし。

E様Sさんはたくさんのお客様をお持ちなのに、私たちとの会話の内容まで覚えていてくださるし、いつもアドバイスが的確なんです。

Sさん覚えているのは、そこのお宅に興味があるからでもありますが、やはりお住まいの方が好きだからだと思います。一時期は300件ほど担当していたのですが、私ひとりでは抱えきれないので、若いスタッフに少しずつ引き継いでもらっているんですよ。

E様300件は大変ですね。でも、うちもそうですが、ずっとSさんに来てほしいという方もいるのでは?

Sさんありがたいことに、そうですね。ご年配の方は、同年代の人がいいと希望されますし。20年くらいお付き合いしていると、友達か親戚みたいな感覚にもなります。ひとり暮らしのお客様が介護施設への入居を検討されていたのですが、私の自宅の近くで探されて、私が「住まいが変わっても会いに行きますね」というと喜んでくださいます。

E様もうリフォームのお仕事の域を超えていますよね。

Sさんそうですね(笑)。でもそれもいいご縁ですね。

E様とくに父が申していたのは、屋根や外壁などは「できました」と言われても登って確認したりすることが難しいですよね。ですから、そのような場所までお願いできるのはTAKEUCHIさんのような信用がおけるリフォーム会社さんだけだと。

Sさんありがとうございます。

E様 あと、水まわりやお台所などはあまり人に見せたくない場所ですし。でも、どうしても毎日使うと傷んでくるので、定期的なメンテナンスが必要だと思います。一から業者さんを探すとしたら簡単ではありませんし、父の代からのご縁を大事にしたいですね。

ご両親の勧めでリフォームを体験したE様は、リフォームに対する考え方も変化されたようですね。次回、【コラムVol.24 part4】では、マイホームを長く維持するためのポイントについてお話します。お楽しみに!

次回も「先代から引き継いだ家を大切に維持し続けるためのリフォーム」、

リフォーム体験談! 【Vol.24 part4】は、10月12に更新予定です。