住まい・暮らしのリフォームコラム

リフォーム体験談 【Vol.07】

担当・職人も一緒に楽しんだ
「遊び心を大切にしたリフォーム」.part2

2018年6月11日

タケウチでリフォームをしていただいた、K様ご夫婦の「リフォーム体験談」をご紹介します。8畳と6畳の和室二間を洋室に変え、寝室とシアタールームも兼ねた第二のリビングに。窓の外に広がるバルコニーには、遊び心のあるテラスを設けました。暮らしそのものを楽しめる心地よい空間ができたことで、夫婦が共に寛げる時間が長くなったようです。

職人の腕、人柄、チームワークにも驚き

プラン図。外壁の一部を壊してバルコニーを拡げ、テラスを作ることに。

工事中の様子。テラスのため、室内側に新しい壁を作っていきます。

−いよいよ始まったリフォーム工事。壁の一部を壊し、バルコニーにテラスを設けるという難易度の高い工事とあって、大工、外壁屋、内装屋、左官屋、電気屋……と、連日たくさんの職人さんが入れ替わり立ち替わりK様邸にやってきたと言います。

奥様前回のリフォームでは、業者さんとは全く話せなかったんです。業者さん同士も互いのことを知らないようでした。それが、今回は全然違って、大工さんと、電気屋さん、外壁屋さん、皆さん顔見知りなんですよね。朝いらして、皆さんが和気あいあいと話されてるのを見て、すごく安心しました。コミュニケーションを取って調整しながら進めてくださっているんだな、って。住みながらリフォームしていると、様子がわかるんですよ。

 

 

 

 

旦那様あるとき、壁を外した後の瓦礫が、山積みになっていたことがあって、大工さん1人で運び出すの大変だろうな、なんて思って見ていたら、いつの間にか、電気屋さんが手伝っているんですよ。手出すと邪魔になるかなって遠慮していたんですが、つい……一緒になって運びました(笑)。三人で汗だくになって、終わって一緒にお茶飲んで。

そういえば、大工さんの腕が素晴らしいって、他の業者さんが褒めるんですよ。そう言われたら、ついあら捜しというわけではないですが、注意してみてしまうじゃないですか。そしたら、どこも隅々までピタリとはまっていて、文句の付けようがない。引き渡しのチェックの時にも、気になる点一つ挙げられませんでした。

 

 

 

 

奥様いかにも職人さん、という人間味に溢れた方なんですが、それでいて、埃が舞わないようにと、細かな配慮をしてくださっていたのにびっくりしましたね。引き戸のところに、木が2本ずっと挟んであって、工事中ずっと「何だろう」って思って見ていたんですが、最後の最後に聞いたら、「ああ、これね、隙間から埃が出ていかないように、挟んどいたんだよ」って。

旦那様Oさんが見に来た時に、間違って片付けようとして「とんじゃねぇ!」って怒られてたよね(笑)。そうした絡みも面白くて、楽しませてもらいました。

−住みながらのリフォームにおいて、出入りする業者さんの「顔がわかる」「人柄が分かる」ことによる安心感は大きかったと話すK様ご夫妻。工事が終わりに近付き、一人また一人と職人さんが去っていくのが寂しかったと口を揃えます。

奥様内装の大工さんも、今回の工事と関係ない傷まで、ささっと直してくれたりして。契約前にOさんに何気なく「この戸に傷があって……」なんていう話をしていたのが、ちゃんと伝わっているんですよ。「聞いてますけど、どこですか?」って。感動しました。

最後に到着した、室内物干し”ホスクリーン”の竿。

旦那様出来上がって、皆さんがだんだん去っていくのが寂しくて。1カ月ちょっとの間ですが、みんなで盛り上げてやってくれた姿が、わが家から消えてくわけですよ。なんかこう、取り残されたような感じがして(笑)。

奥様でも、感動の引き渡しの日に、ちょっとした珍事件があって、室内用物干しの竿がなかったんです。大工さんに「これって、後から来るんですか?」って聞いたら、Oさんが飛んで来てくれて、「大工さんから『馬鹿野郎!』って電話もらいました」って、(笑)。本当に、最後まで楽しませてもらいました。

−住みながらのリフォーム工事にはや不便が伴うものですが、職人とのやり取りも含め、楽しんでいただける時間があったことで、ご夫婦のリフォーム満足度も高くなったようです。お話は【コラムVol.07  part3】に続きます。

次回も「担当・職人も一緒に楽しんだ、遊び心を大切にしたリフォーム」、

工事が終わって、数カ月経った、暮らしの変化を聞いてみました。

リフォーム体験談! 【Vol.07 part3】は、6月18日に更新予定です。

今回ご紹介した実例