好きな物に囲まれて過ごす時間を増やす
心地よい暮らしを実現するリフォーム
2020年6月5日
タケウチでリフォームをしていただいたN様ご夫婦の「リフォーム体験談」をご紹介します。
「家全体を憧れの北欧スタイルに一新すること」をテーマに始めたリフォームですが、プランニングの過程では迷いが生じることも多かったようです。鍵になったのは「ゾーニング」という考え方。共有部分はシンプルに、夫婦それぞれの空間はそれぞれの好きなもので彩る。この考え方を取り入れたことで、心地よい暮らしが実現できたそうです。
1.“行って、見て確かめたい!” アナログ派ならではの「足を運ぶ」リフォーム
−−築25年になる自宅マンションの全面改修を考えていたN様ご夫妻。友人からの「リフォーム会社はとにかく近くの会社がいいよ」というアドバイスを受けて、自宅近辺のリフォーム会社や工務店を複数比較検討されていたそうです。
整理収納アドバイザーのお仕事をされている奥様。リフォームに関しても人一倍、理想と熱意があったそう。
奥様休日に二人で、買い物がてら、駅前の店舗へ伺いました。電話をかければ、自宅まで来てもらえることはわかっていました。でも、お店の雰囲気を見たかったのと、お店に入ったときに、どんな対応をされるかを知りたいな、って思ったんです。私アナログ人間だから、普段の買い物だってなんだって、商品を実際に見て、手にとって触らないと気が済まなくて。 その時に対応してくれたのがタケウチのAさんだったのかな。第一印象で、ああ、ここはいいな、って。
打ち合わせでいつも美味しいコーヒー淹れてくれる旦那様。伺った当日も、奥様とタケウチの担当Aさんから”マスター”と呼ばれていました。
旦那様実は、浴室のリフォームを他社で行っていたんです。ちょうどキャンペーンを実施していたこともあったので、家全体をやる前に浴室だけで小さく試そうということで。でも、大手だったからでしょうね。ちょっとした質問をしたくて電話をしても、たらい回しとは言わないまでも、工程ごとに担当部署が別々で、電話口にわかる人が出てくるまでが長くてね。
対してタケウチさんの場合は、見積もり段階から引き渡しまで一貫してAさんが担当してくれていたから安心だったし、いつだってすぐに来てくれたよね。
タケウチの担当のAさん。工事中も仮住まいをされているご夫妻に毎日の進行状況をメールでお知らせ。工事の状況写真にメッセージを添えて送っていたそうです。
奥様工事中も、何かあるとすぐ電話かけてきてくれたし、打ち合わせだって、私たちが仕事から帰った後の遅い時間にも、嫌な顔一つせず来てくれて。それどころか、いつも自分のことのように、ああでもないこうでもないって、一緒になって考えてくれて。こんなに付き合ってくれる人は珍しいですよ。
旦那様ほんと、いつも一緒にいただけに、工事が終わると寂しくて。
−−「私も同感です!」と笑う担当のAさん。日中は仕事で不在にされがちな夫妻と携帯メールを使ってやり取りをしていたそうですが、その数は250通以上(!)に及んだとか。
奥様私、整理収納アドバイザーの仕事をしていまして、職業柄、周りにリフォームの知識や経験がある人がたくさんいるんですよ。というのもあって、とにかく周りに相談して、相談して、相談しまくったのです。見聞きした情報を元にすぐにAさんに相談(笑)。
タケウチAさん(以下Aさん)システムキッチンやカップボード(*キッチンの上部や背面にコーディネートする収納棚、食器棚など)は、奥様が何度もショールームに通われて、熟考の末に選ばれたものです。工程の最後のほうで、ショールームに同行させていただいたことがあったのですが、その時に担当の方と奥様がすっかり顔見知りになっておられて、こちらがビックリしたりして(笑)。
奥様そうそう。見て触らないと気がすまないんですよ。壁紙だって床材だって、インターネットで見本を見ても全然イメージがわかないから、仕事の合間、ちょっと時間が空いたら、ショールームに行ってましたね。
奥様がショールームに何度も通われて選んだシステムキッチンに、キッチンと同じ扉材の食器棚や収納棚をコーディネート。高級感ある人工大理石の天板が美しいカウンターキッチンです。
旦那様その頃は家がサンプルだらけになってましたよ。「こんなメーカーさんもあるんだってー」なんて聞いてくるや否や、ショールームに行ってカタログやらサンプル帳やらもらってくるもんだから……。そのうち何がなんだかわからなくなってきて、ボツの束と候補の束に仕分けして置くようにしたりして。
Aさんいつも打ち合わせの最新状況がわかるように整理されていて、流石、整理収納アドバイザーのお宅だなーと思ってました。
−−リフォーム会社も、資材も、実際に行って、見て確かめて決める。そんないわば「足を運ぶ」スタイルで進めた夫妻念願のリフォーム。しかし、プランニング段階で思わぬ迷いが生じてしまいます。
続きは【コラムVol.10 part2】となります!お楽しみに!
取材・文:Amiko KOGA (Escript) 撮影:Yutaka KONO(Furattto)
次回も「好きな物に囲まれて過ごす時間を増やす 心地よい暮らしを実現するリフォーム」、
リフォーム体験談! 【Vol.10 part2】は、6月12日に更新予定です。