リフォーム実例

家族みんなのお気に入り空間は「LDK!」

リフォームのきっかけ


施工前

旦那様の勤務地が落ち着いたことやお子様の進学というタイミングもあり、長く定住することを見越して購入された中古マションのリフォーム相談をいただきました。これまでは賃貸暮らしで、いつか希望通りの家を持つことは施主様の夢でした。「リビングをもっと広くしたい」「土間や大容量の収納が欲しい」「キッチンは対面型に」等、具体的なご希望をたくさんいただきました。

DATA
  • 建物種別 マンション
  • 築年数 28年
  • リフォーム費用 税込1270万円
  • リフォーム面積 58.93㎡
  • 物件面積 58.93㎡
  • プラン 4ヶ月
  • 工期 3ヶ月
  • 家族構成 ご夫婦、お子様
もっと見る閉じる
いつも一緒で程よい距離感が心地いい、家族の集まるLDK
一旦ご要望の内容をすべて盛り込んだプランを作成したところ、平米数が足りないことに加え、マンション特有なパイプスペースが部屋の中心にあることでイメージされていた広々としたLDK作りが難しい状況でした。施主様と相談を重ね、譲れないポイントを明確にしながら、スペースの配分にメリハリをつけ、一番のご希望であった広いリビングを叶えることができました。

ここがPoint!以前のキッチンは半独立型でダイニングテーブルを置くと通路が狭くなってしまう程でしたが、囲い壁を撤去し、キッチンの配置を様々検討した上、2列型のキッチンをご提案。ダイニングテーブルと横並びになって配膳もしやすく、施主様のイメージしていた開放的で広々としたLDKが実現しました。
Before:囲い壁による閉塞的なキッチン空間。既存柱の位置でデッドスペースができて家具も置きづらい状況でした。
After
LDK全体を見渡すことができるキッチン空間。2列型のキッチンを採用するにあたりレンジフードの位置も課題でしたが、梁下取付可能なレンジフードを見つけ、見た目もバランスの良い納まりができました。
キッチンが家具のように空間全体に馴染むことを考慮し、ウッドワンの無垢の木のキッチンを採用しました。ゴミ箱が収納できるようシンク下をオープンにできる特徴も決め手でした。
リビング窓は、無垢の木で作られたウッドワンのMOKUサッシをチョイスしています。断熱性向上への期待はもちろん、インテリアとの調和もうれしいポイントです。リビングの一角にはオープンなワークスペースも新設しました。
キッチンからダイニングまで長いダクトレールを設置。照明器具の取り付け位置は自由自在、家族の団らんの場も広がります。
視界の妨げになると思われたパイプスペースは、キッチンとの距離を人が通れるほど離すことによって回遊性も生まれ、違和感なく空間に馴染ませることができました。シンボルツリーのような存在感で、飾り棚としても大活躍しています。
  • 工事中

  • 工事中

囲材を木目シートで巻いて仕上げました。スイッチやコンセントもスタイリッシュなデザインを選びました。
今回の工事で既存の玄関側の1室を解体し、廊下もリビングと一体化させました。仕切りのない広い空間は、家族みんながそれぞれに寛ぎながらもつながる開放的なLDKになりました。
空間を有効に使う「畳の小上がり」
リビングに隣接する和室は、小上がり仕様に。床下空間も収納として有効活用できます。扉を開け放つと目の前のダイニングで座る人とも目線が揃いコミュニケーションもしやすく、リビング+αで寛げる場所になっています。
  • Before

  • After

ここがPoint!床を高くした分、天井高を維持するためにラミネート板仕上げの天井を解体し、塗装で仕上げました。
省スペースにまとめた水まわり
水まわりはコンパクトにまとめました。脱衣室は扉ではなくロールスクリーンで間仕切り、省スペース&プライバシーに配慮しました。洗面台は奥行がスリムな機器をチョイスし、動線上の通路幅を確保しました。
洗面台まわりはタイルで仕上げました。
マンションでも土間風の広い玄関にリノベ
手狭感があった玄関は、2人が並んでいても身支度できる広さに改修しました。土間風のタイル仕上げにし、リビング入口まではゆるやかなスロープ状にしています。下駄箱はトール収納に変え、アウトドア用品もしまえるようにしました。

お客様より

プランの際も、要望を優先すると予算がオーバーしたり、どこかを削らないといけない点があったりでしたが、よく話を聞いて下さり優先順位を決めながら丁寧に説明していただけたので、不安なく進めることができました。パイプスペースの部分は、解体後にプラン通り出来ないと分かりましたが、柔軟に代替案を出していただいて、ほぼイメージ通りの大満足のリフォームができました。

スタッフより

可能な限りご要望を叶えたいと思い、施主様と相談を重ねて譲れないポイントを明確にしてきました。設備や建材をこだわる部分とシンプルにする部分でメリハリをつけてチョイスし、空間の制限に囚われずイメージにできるだけ近づけられるように、ベストな方法を考えていきました。結果タイルやコンセントプレートなど細部にまで想いがつまった、施主様の気持ちが上がるような空間がお届けできたと思います。

ときわ台店の詳細はこちら