アウトベイシンスタイルから始まった動線改善リフォーム
ヒアリングをする中で、施主様が長年感じていた暮らしの中の小さなストレスを把握し、今回は特に不便を感じていた水まわりを中心に、動線も含めて見直すリフォームへと計画しました。
中でも強くご要望いただいたのが洗面台の位置です。もともとは脱衣室に設置されていましたが、「入浴中に他の家族が入ってくるのが気になる」「帰宅後すぐに手を洗いたい」といったお悩みがありました。そこで、洗面台を脱衣室から独立させ、廊下から直接アクセスできる“アウトベイシンスタイル”をご提案。さらに周囲の動線も一緒に見直し、施主様の理想を実現させていただきました。

洗面台はLDKからも視線が届く位置になるため、「見栄えのよさ」に配慮し、施主様とじっくり相談を重ねました。SNSなどでイメージを集め、ショールームにも足を運んで実物を確認しながら検討、その結果toolbox（ツールボックス）の製品をベースに、ゼロからカスタムした造作洗面台に決まりました。

以前は廊下の壁だった部分が、洗面台、脱衣室・浴室、ウォークインクローゼットと一直線に配置され、移動がスムーズに。毎日の身支度や家事、帰宅後の手洗いから寛ぎまでの動線もぐっと時短になりました。

ホテルライクな贅沢と落ち着きを感じる水まわり
経年劣化があった浴室もこの度一新しました。

手前にあったクローゼットのカーテンが壁に変わって、視界を妨げるものがなくなり、大画面での動画鑑賞もより楽しめる空間になりました。