リフォーム実例

愛着ある家の空気感を紡ぐ中古リノベ

リフォームのきっかけ


施工前

お子様のご独立を機に、戸建てからマンションへの住み替えを決断され、ご夫婦の暮らしに合わせたリフォームのご依頼をいただきました。

DATA
  • 建物種別 マンション
  • 築年数 18年
  • リフォーム費用 1153万円
  • 工期 2ヶ月
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住み慣れた家の雰囲気も再現した中古マンションリノベーション
新居となるマンションは、キッチンが暗く閉鎖的で、内装全体にも経年による古びた印象がありました。「明るく開放的な住まいにしたい」というご希望に応え、間取りの見直しと収納力の向上を図ることで、暮らしやすさを高めるプランをご提案しました。

また、戸建てからマンションへの住み替えとなるため、お手持ちの家具との調和にも配慮し、引っ越し前のご自宅へ訪問して寸法を丁寧に確認。これまでのお住まいの良さも新居に取り入れながら、インテリアとのバランスを大切に、快適で心地よい空間づくりをお手伝いさせていただきました。
  • Before:リビングに隣接した洋室がありましたが、間仕切り壁がキッチンを独立させてしまい、暗く閉鎖的な印象を与えていました。空間全体も圧迫感がありました。

After
洋室を解体してLDKに取り込み、空間全体を広げました。視界が開けたことで、明るく開放的な空間が生まれ、ゆとりのある暮らしを実現しています。

ここがPoint!キッチンとダイニングの間には、新たにカウンターを設置し、空間をゆるやかにゾーニング。カウンターの高さは、以前のお住まいと同じに設定し、使い慣れた動作が自然に行えるよう配慮しました。
さらに、LDKをすっきりと保つため、壁一面を活用した造作収納を新設。掃除機や日用品のストックなど、さまざまなものを無理なく収納できるよう、奥行き60cmで設計しています。
工事中:カウンターの造作中です。高さだけでなく、幅や壁の厚み、ワークトップになる木の材質・色も慎重に検討しました。
キッチンの位置はそのままに、壁を取り払ったことで独立感がなくなり、空間全体がぐっと明るくなりました。

ここがPoint!新しいキッチンには、家電カウンターを組み合わせることで、使い勝手を向上。上部には、キッチン本体とは異なるメーカーの吊戸棚を採用し、ガラスを組み込んだ框(かまち)デザインで、リビングドアとの統一感も演出しました。
洋室を取り払ったことで、リビングはひとつながりの広々とした空間に。ご夫婦それぞれの時間を大切にしながらも、同じ空間を心地よく共有できる住まいになりました。

ここがPoint!壁紙は腰の高さでクロスを貼り分けることで、以前のお住まいの雰囲気を新居にもさりげなく再現。懐かしさと新しさが調和する、落ち着きのある空間に仕上がりました。
  • Before

  • After

  • 洗面化粧台も一新しました。チャイルドミラーの部分にはモザイクタイルを施し、オリジナリティのある空間に仕上げています。

お客様より

私たちの要望に丁寧に応えていただき、おかげさまで理想の空間が実現しました。元の住まいから持ってきたダイニングの照明に雰囲気を合わせて、新しいリビング照明をご提案くださり、空間全体に統一感が生まれてとても満足しています。収納の使い勝手も良くなり、毎日の暮らしが快適になりました。これからの暮らしがますます楽しみです。

スタッフより

ご依頼、誠にありがとうございました。仕様選びではご判断がとても早く、奥様のセンスが随所に光るご選定に、私自身も楽しくお打ち合わせを進めさせていただきました。また、奥行きのある収納が少なかったため、追加で造作収納をご提案いたしましたが、お気に召していただけたことを大変嬉しく思っております。新しいお住まいにも、これまでのお住まいの雰囲気をさりげなく取り入れることができ、より落ち着きのある心地よい空間に仕上がったのではないかと感じております。今後も何かございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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