暮らしやすさを追求した自分好みの空間
築13年の中古マンションのご購入を機に、リフォームのご相談をいただきました。元々は2LDKの間取りでしたが、洋室1部屋を解体し、廊下もリビングとつなげ、理想とする広々とした空間が実現しました。
また、キッチンなどの水まわり設備やインテリアもスタイリッシュなデザインで統一。好みの雰囲気と暮らしやすさ、双方を追求したリフォームが完成しました。
家族がいつも一緒にくつろげるLDK
洋間を解体したことで仕切る壁もなくなり、お部屋全体が明るくなりました。キッチンからリビング全体も見渡せます。
ここがPoint!梁や柱の凹凸を利用し、空間をゾーニング。奥様はキッチン、お子様はリビング、旦那様はワークスペースでそれぞれの時間を過ごす時も、互いの気配を感じて、何気ない会話が増えているようです。
無垢の木の見せる収納棚
リビングの広い壁に造作棚を設置。温かみのある無垢の木の棚です。収納とインテリアを兼ねた「見せる収納」ができました。
ここがPoint!壁に下地材を入れ、棚が設置できるように耐久性をプラスしました。テレビの配線も壁の中に収め、すっきりしました。
ここがPoint!リビングの壁の一部は、塗り壁にしました。左官仕上げならではの温もり感があります。塗り壁の厚みを棚柱と揃え、出っ張りなく、すっきりとさせました。
スタイリッシュなデザインの機能的なキッチン
老朽化していたキッチンを取り替え、一新しました。
ここがPoint!天板が薄く、すっきりした印象のTOTOのザ・クラッソをチョイス。キッチンの背面のデッドスペースも活用し、大容量のパントリー収納を作りました。
独立させた造作の洗面台
洗面室は動線の改善や広い空間にするために、独立した空間にしました。左の扉の奥が、脱衣室と浴室になっています。
ここがPoint!既製品の洗面台はイメージと合うデザインが見つからず、AICAのカウンターと面材を組み合わせて、造作しました。周囲の壁はタイルで仕上げています。
玄関からの動線が近く、帰宅時にすぐ手が洗えたり、来客の方も気兼ねなく使っていただけたりと、施主様の粋なこだわりポイントでした。
ここがPoint!扉は、枠のないデザインの建具を選定。天井高に合わせたオーダーサイズです。
ここがPoint!寝室とトイレは、アクセントクロスを採用しました。グレイッシュトーンを基調にしています。