VRでの完成イメージ:囲い壁を撤去し、キッチンの向きも対面式、壁付け等、いくつか検討を重ねました。
独立キッチンを見直し、心地よくつながる住空間へ
中古物件を購入されたものの、壁で囲われ、独立型になっていたキッチンの動線の悪さや、冷蔵庫の配置のしづらさにお悩みでした。「もっと暮らしやすくしたい」という思いはありながらも、具体的にどう変えれば良いかまではイメージできず、住まい全体を整えたいというご相談をいただきました。
そこで、ご夫婦の暮らし方や空間全体とのバランスを丁寧に整理しながら、回遊動線を取り入れたレイアウトをご提案。毎日の動きやすさと心地よさを両立した住まいへと計画を進めていきました。
また、お仕事柄インターネット環境も重要なポイントだったため、高速通信に対応するCAT6A規格の配線環境を整備。暮らしやすさだけでなく、在宅ワークにも快適な住環境づくりを行いました。
キッチンを隔てていた壁を解体し、閉鎖的だった空間に広がりと一体感をプラス。冷蔵庫の配置や動線も見直すことで、キッチン・リビング・和室、さらに水まわりへとスムーズにつながる回遊動線を実現しました。
家族の気配を自然と感じながら、それぞれが心地よく過ごせるLDKへと生まれ変わりました。
和室は寝室として使うご希望もいただいていたので、布団収納がしやすいよう収納計画を見直しました。
既存の収納は奥行きが浅く、布団をしまいづらい状態だったため、しっかりと奥行きを確保したクローゼットを新設。寝具や季節物もすっきり収まる、使い勝手の良い空間へ整えました。
ここがPoint! 畳だけで構成せず一部を板の間にすることで、空間にほどよい抜け感とアクセントをプラス。天井にもアクセントクロスを取り入れ、和室にモダンで落ち着きのある雰囲気を演出しています。
和室の扉とリビングドアは、既存のものを再利用しました。
長く使われてきた建具ならではの風合いが空間にやさしく馴染み、新しくなった住まいの中にも、どこか落ち着きのある趣きを感じられる仕上がりとなっています。
キッチン本体もL型からI型へ変更し、吊戸棚も撤去したことで視界が開け、開放感のある空間になりました。
動線を妨げるものがなくなり、ゆとりを感じながらスムーズに移動できます。ご夫婦でキッチンに立つことも伺っていたため、通路幅にもゆとりを持たせています。
ここがPoint! 壁の仕上げにはキッチンパネルを採用し、お手入れのしやすさにも配慮。吊戸棚の代わりにオープン棚を設けることで、日常的に使う茶器やグラスを、飾っても楽しめる空間にしました。さらに柱の間のデッドスペースには、キッチンと同じシリーズの家電収納棚も新設。空間に統一感を持たせながら使い勝手も高めています。
キッチンの扉の先は玄関へとつながっており、家の中をぐるりと回れる回遊動線になっています。
ここがPoint!キッチンから玄関へつながる回遊動線を採用。買い物帰りも荷物をそのまま運び込める、家事がラクになる動線計画です。
洗面室まわりも、洗濯機などの配置を見直し、より使いやすいレイアウトへ整えました。
タイル調の床材は、海外で暮らしたご経験のある施主様が当時の住まいの雰囲気を思い出され、「懐かしくて落ち着く」と気に入って選ばれた素材です。
トイレは内装を変え、アクセントクロスで遊び心をプラス。手洗い器や手すりは今回新たに設置しました。浴室も一新しています。