受け継いだ住まいを、ご夫婦らしく住み継ぐリノベーション
奥様のご両親が暮らされていたマンションを受け継いだことをきっかけに、リフォームのご相談をいただきました。
設備には経年による老朽化や傷みが見られましたが、建具などは良好な状態だったため、住まいの魅力を活かせる部分はできるだけ残したいというご要望がありました。一方で、ご夫婦のライフスタイルに合わせて間取りや収納を見直し、これから先も快適に暮らせる住まいにしたいという想いもお持ちでした。
そこで、お二人の過ごし方など丁寧にヒアリングを行い、ご夫婦それぞれのご要望と、一緒に過ごす時間の心地よさを両立できるプランをご提案。奥様ご希望のワークスペースや、ご主人様こだわりの大容量本棚を取り入れながら、LDKは開放感あふれるゆとりある空間へと一新しました。
受け継いだ住まいの趣を活かしながら、ご夫婦らしい暮らしを叶える住まいへと生まれ変わりました。
Before:キッチンは囲い壁で仕切られ、リビングとのつながりが感じにくい間取りでした。
囲い壁を取り払い、LDKが一体となった開放的なキッチン
囲い壁を取り払い、明るく開放的なキッチンへと生まれ変わりました。
採用したのは、コンロとシンクをセパレートした「二列型キッチン」。リビングと並列に配置することで、キッチンに立ちながらLDK全体をぐるりと見渡せるようレイアウトを工夫しています。ご家族との会話を楽しみながら、心地よく料理や片付けができる空間です。
コンロは壁側に配置することで、油はねや煙がリビングへ広がるのを防ぎ、調理や日々のお手入れをしやすくしました。
天井の梁(はり)が干渉しやすい場所ですが、すっきりと納まる薄型のレンジフードを採用。圧迫感を抑え見た目も美しく仕上げています。
ここがPoint!キッチン横には、家電や食品ストックをすっきりと隠せるパントリーを計画しました。キッチンと奥行きを揃えることで空間に美しくなじむ、機能性とデザイン性を兼ね備えた収納に仕上げています。生活感を上手に隠せるため、忙しい毎日でも整った空間を保ちやすくなりました。
ここがPoint!コンロ側から見渡せるリビングにはアクセントクロスを施し、空間全体の印象をきりっと引き締めました。
また、リフォームにあたり、天井埋込形エアコンを壁掛けエアコンへ変更。ダクトによる不要な天井の凹凸を整理し、すっきりとした空間に仕上げました。さらに、間接照明を取り入れることで天井面をより美しく見せ、やわらかな光に包まれる心地よい空間を演出しています。
アールの壁が印象的な、こだわりのワークスペース
和室を改修し、奥様こだわりのワークスペースをプランニングしました。
リビングとの間仕切りには丸みのある「アール壁」を取り入れ、LDKから眺めたときにもやわらかく優しい印象を与えるデザインに。
入口の扉にはステンドグラスのモチーフが施された建具を選び、お住まいに残した既存の建具とも美しく調和するようコーディネートしています。
約4畳の広さを確保した、ほどよい“こもり感”が心地よいワークスペースです。お気に入りの絵画が美しく映えるよう、アクセントクロスや照明などのインテリアにも細部までこだわりました。
床には、畳のようなやさしい足ざわりでありながら、防水性や防汚性、耐久性に優れた「ReFace Tile(リフェイスタイル)」を採用。デザイン性と機能性を兼ね備え、毎日を快適に過ごせるワークスペースに仕上げています。
ここがPoint!ワークスペースは2方向から出入りできる「ウォークスルー」設計に。リビングからワークスペースを通り、洗面室や浴室へとスムーズに抜けられる回遊動線を採用しました。家事の移動距離をぐっと短縮し、日々の暮らしがよりスムーズになるよう配慮した、使い勝手の良い空間です。
浴室も今回のリフォームに合わせて一新しました。
ベールのようなお湯で優しく体を温める「肩湯機能」を搭載し、一日の疲れをゆったりと解きほぐす極上のリラックス空間に。
また、ボタンひとつでお湯をまき、床まわりの皮脂や汚れを洗い流す「床ワイパー洗浄」機能を備え、お掃除の手間を劇的に減らしながら、きれいで清潔な状態をラクにキープできます。
洗面台は既存の本体をそのまま活かし、扉の表面にシートを貼って美しくリニューアルしました。
丸ごと交換するコストをスマートに抑えながら、まるで新品のような清潔感あふれる佇まいへと生まれ変わっています。
トイレは、便器や手洗い器を一新し、快適で清潔感のあるトイレへとリニューアル。壁面には品よく映えるアクセントクロスを採用し、プライベートな空間に美しい彩りを添えました。
ご主人様のワークスペースには、壁面を活かした大容量の造作本棚を新設しました。
たくさんの蔵書をすっきりと収納できるだけでなく、デスクワークをしながらでもサッと手に取りやすい、機能的な収納スペースへと仕上げています。
寝室にはワークスペースと同じ床材を採用し、住まい全体に美しい統一感を演出しました。
シックなアクセントクロスを取り入れることで、一日の終わりにゆったりとくつろげる、落ち着きのある心地よい空間に仕上げています。