安全性のアップを目指しつつも、佇まいに合った施工方法や素材を厳選
経年による屋根の傷みと塀にビビ割れが発生し、安全性に不安がありご相談いただきました。また屋根補修の際に足場を組み立てることから、外壁塗装も同時に工事を行いました。塀はフェンスと組み合わせて高さを低くし、倒壊時の危険性を解消。南欧風のお住まいの雰囲気を壊さず補修できる方法や素材を選び、地域のシンボルとなるような一際目立つおしゃれなお住まいが完成しました。
既存の屋根に重ねてはるカバー工法でコスト面にも配慮
屋根は一部剥がれ落ちている箇所がありました。カバー工法で屋根の補修を行いました。
ここがPoint!既存屋根の上に新しい屋根材を重ねてはる「カバー工法」で補修を行いました。防水シートをはり、その上から新しい屋根材を重ねてはることで工期も短縮でき、コストの負担も軽減することができました。
施工前の屋根です。劣化によるコロニアル屋根材の全体の剥がれやミルフィーユ現象が見られました。
施工中の様子です。洗浄後防水シートをはり、新しい屋根材をはっていきます。
助成金を利用し塀もリニューアル
塀は上部を壊し、フェンスと組み合わせたことで軽やかな外観ができました。
ここがPoint!フェンスを一部に採用したことで閉鎖感が軽減しました。角地に立つお住まいを引き立たせています。倒壊の恐れがある塀の補修として区の助成金制度も利用でき、施主様の工事費用の負担を軽減することができました。
施工前の様子です。
Before→Afterです。既存のブロック塀を活かし、フェンスと組み合わせました。
外壁塗装も同時に工事
足場が必要となる屋根工事の実施と同時に、外壁塗装も一新しました。
ここがPoint!元々の塗り壁のような風合いを残して修繕ができる、ジョリパットフレッシュを採用しました。マットな質感の仕上がりもポイントです。窓枠や破風、雨樋はホワイトで塗装をし、明るく新築同様の佇まいになりました。